仮面ライダーギーツ:白いキツネ、緑のタヌキ…多数の仮面ライダーが「生き残りゲーム」 主人公は謎だらけ? 見どころ紹介

「仮面ライダーギーツ」の第1話「黎明F:ライダーへの招待状」の一場面(C)2022 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
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「仮面ライダーギーツ」の第1話「黎明F:ライダーへの招待状」の一場面(C)2022 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

 特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの新作「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系、日曜午前9時)が9月4日にスタートする。多数の仮面ライダーが「生き残りゲーム」で競い合うことや、その仮面ライダーたちは白いキツネや緑のタヌキ、黒ネコ、紫のウシなどさまざまな動物がモチーフになっていること、主題歌を倖田來未さんと「湘南乃風」がタッグで手がけることなどが話題となっている。ここでは、放送を前に見どころを紹介したい。

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 ◇すでに8人の仮面ライダー判明 ゲームのアイテムでパワーアップ?

 「仮面ライダーギーツ」は「生き残りゲーム」がテーマ。多数の仮面ライダーが、平和を乱す怪物「ジャマト」から街の平和を守るゲーム「デザイアグランプリ」で競い合う姿を描く。脚本を、「仮面ライダーエグゼイド」(2016~17年)、「仮面ライダーゼロワン」(2019~20年)などを手掛けてきた高橋悠也さんが担当する。

 すでに話題となっているのが、序盤から多数の仮面ライダーが登場すること。すでに、浮世英寿(うきよ・えーす、簡秀吉さん)/仮面ライダーギーツ、桜井景和(佐藤瑠雅さん)/仮面ライダータイクーン、鞍馬祢音(くらま・ねおん、星乃夢奈さん)/仮面ライダーナーゴ、吾妻道長(杢代和人さん)/仮面ライダーバッファ、平孝人(長谷川朝晴さん)/仮面ライダーギンペン、豪徳寺武(金城大和さん)/仮面ライダーシロー、小金屋森魚(こがねや・もりお、あべこうじさん)/仮面ライダーメリー、墨田奏斗(すみだ・かなと、宮本龍之介さん)/仮面ライダーダパーンと8人の仮面ライダーの登場が明かされている。

 そして、それぞれの個性的なビジュアル。ギーツは白いキツネ、タイクーンは緑のタヌキ、ナーゴは黒ネコ、バッファは紫のウシ……と、それぞれ動物モチーフの、カラフルな姿で登場する。今後は、どんな動物がモチーフの仮面ライダーが登場するのか、予想するのも楽しみだ。

 また、ギーツはすでに「ブーストフォーム」「マグナムフォーム」「ゾンビフォーム」などにフォームチェンジすることが明かされているが、公式サイトには「ゲームで手に入れたバックルを装着、パワー強化でジャマトを倒せ」と告知されている。恐らく、ゲームで手に入れたアイテムのようなもので強化していくのだろう。それぞれの仮面ライダーたちが、どのようにパワーアップしていくのかも注目される。

 ◇謎多き主人公 演じる簡秀吉も「何を考えているのか分からない」

 主人公が「謎多き男」という設定も斬新(ざんしん)な点の一つ。今作の主人公・英寿は天才的な戦闘センスを持ち、街の平和を守るためのゲーム「デザイアグランプリ」で不敗を誇っている。なぜタキシード姿なのか、そしてデザイアグランプリに参加する理由は何なのか、その謎は物語が進むにつれ明らかになっていく。

 公開されている第1話「黎明F:ライダーへの招待状」のあらすじは、“景和視点”中心で描かれており、第1話では、英寿は「謎多き男」のまま終わる可能性も。

 役を演じる簡さん自身も、8月7日の制作発表会見では「英寿はとにかく強くて戦い方もトリッキーで、余裕があって天才肌。その根本には優しさがあるのですが、まだ謎が多いキャラクターです。何を考えているのか分からないので、ちょっと時間はかかりましたが、少しずつ役柄をつかんできています」と語っていた。その目的や、バックボーンが明かされるのはいつになるのか楽しみだ。

 ◇レギュラーでも生き残れない?

 そんな主人公たちが「生き残りゲーム」で競い合うというストーリー。ゲーム「デザイアグランプリ」の詳細は明かされていないが、「デザイア(欲望)」という名だけあって、多くの思惑が渦巻く展開になりそうだ。

 脚本の高橋さんは制作発表会見で、簡さんらメインキャストに「多人数ライダーが生き残りをかけて戦うということで、当然生き残らない仮面ライダーもいる作品になりそうで。レギュラーといえどもずっと生き残っていられるのかは、僕にも分からないので、キャストの皆さんには『自分は生き残らなくちゃダメだ』という存在感を存分に発揮して取り組んでいただけたらなと思います」とハッパをかけていた。

 1年後、8人のうち誰が生き残るのか、はたまた8人ではない新たな仮面ライダーが生き残ることになるのか。まずはスタートとなる第1話に注目だ。

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