奥平大兼:映画初主演で森七菜とW主演 「君は放課後インソムニア」実写化

映画「君は放課後インソムニア」でダブル主演する森七菜さん(左)と奥平大兼さん(C)オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会
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映画「君は放課後インソムニア」でダブル主演する森七菜さん(左)と奥平大兼さん(C)オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会

 女優の森七菜さん、俳優の奥平大兼さんが、2023年公開の映画「君は放課後インソムニア」(池田千尋監督)でダブル主演することが9月7日、明らかになった。奥平さんが映画の主演を務めるのは初めて。

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 「君は放課後インソムニア」は、2019年から「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載されているオジロマコトさんによるマンガ。石川県七尾市を舞台に、不眠症に悩む高校生の中見丸太(なかみ・がんた)が、学校の物置になっている天文台で同じく不眠症の曲伊咲(まがり・いさき)と出会うことから始まる青春ストーリー。中見を奥平さん、曲を森さんが演じる。

 森さんは「七尾市での1カ月は想像をはるかに超える魅力的な毎日でした。とにかく景色が美しく、キャストのみなさんはマンガから飛び出てきたようで、私にはまぶしすぎました。とにかく原作を大切に抱いて進んだ1カ月でした。16歳のちっぽけな輝きが大きなオーラをまとう、そんな瞬間を感じていただけると思います」とコメントした。

 奥平さんは「クランクインして石川県の七尾市にお邪魔させていただいて、地域の皆さんがとても優しく、温かくて、すぐに七尾市が好きになりました。自分の学生生活では体験できなかったことを撮影を通して体験でき、他のキャストの皆さんもほんとにそのキャラクターが存在してるかのようにピッタリで、お芝居するのも楽しかったです」と振り返った。

 池田監督は「森七菜さんと奥平大兼くんは、私の想像など軽々と超えて大きく膨らみ、伊咲と丸太として生きた時間をカメラに焼き付けてくれました」と主演の2人を絶賛。原作のオジロさんは「マンガで描き切れない美しい能登の風景と、森さん、奥平さんというみずみずしいお二人をスクリーンで見るのがとても楽しみです」と話している。

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