四畳半タイムマシンブルース:入場者特典に森見登美彦の書き下ろし短編小説 「幕末軟弱者列伝」「ポンコツ映画宣言」

「四畳半タイムマシンブルース」のビジュアル(C)2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会
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「四畳半タイムマシンブルース」のビジュアル(C)2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会

 「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」などで知られる森見登美彦さんの小説が原作のアニメ「四畳半タイムマシンブルース」の劇場版の入場者特典として森見さんの書き下ろし短編小説がプレゼントされることが分かった。第1週の9月30日から樋口師匠と弟子の修行の様子を描いた「ふしぎな石のはなし」、第2週の10月7日から劇中で明石さんが監督する映画「幕末軟弱者列伝」の完成を記念した座談会「ポンコツ映画宣言」が配布される。

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 アニメは、「四畳半神話大系」と実写化もされたヨーロッパ企画の上田誠さんの戯曲「サマータイムマシン・ブルース」の“悪魔的融合”によって生まれた小説が原作。“私”の元に25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという男子学生・田村が現れる……というストーリー。タイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のエアコンのリモコンを持ってこようとしたり、悪友の小津たちがタイムマシンで勝手気ままに昨日を改変、過去を書き換えたりするなどタイムマシンを無駄遣いすることになる。

 「四畳半神話大系」などに参加し、「ワンパンマン」「Sonny Boy」などを手がけた夏目真悟さんが監督を務め、「夜は短し歩けよ乙女」「映像研には手を出すな!」などのサイエンスSARUが制作する。「四畳半神話大系」と同じく浅沼晋太郎さんが“私”を演じるほか、坂本真綾さん、吉野裕行さん、諏訪部順一さんらが声優として出演する。

 9月30日から3週間限定で劇場公開される。配信サービス「Disney+」で先行配信されている。

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