四畳半タイムマシンブルース:アニメ本予告公開 「私」が混乱の渦に 中村佑介描き下ろしビジュアルも

「四畳半タイムマシンブルース」の本予告の一場面(C)2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会
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「四畳半タイムマシンブルース」の本予告の一場面(C)2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会

 「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」などで知られる森見登美彦さんの小説が原作のアニメ「四畳半タイムマシンブルース」の本予告が7月27日、YouTubeで公開された。「私」が、部屋のクーラーのリモコンが壊れたことをきっかけに、タイムマシンで“リモコンが壊れていない過去に戻る”ことを思いつくシーンが収められている。

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 本予告には、明石さん、小津、樋口師匠、25年後の未来からやってきた男子学生・田村くんが登場し、「私」を混乱の渦に巻き込んでいく。キャラクター原案の中村佑介さんが描き下ろしたポスタービジュアルも公開された。

 「私」役の浅沼晋太郎さん、小津役の吉野裕行さん、夏目真悟監督が登壇する完成披露上映会が、8月12日に新宿バルト9(東京都新宿区)で開催される。中村さんのイラストを使用したクリアファイルなどの特典が付くムビチケカードが7月29日から発売される。

 「四畳半タイムマシンブルース」は、「四畳半神話大系」と実写化もされたヨーロッパ企画の上田誠さんの戯曲「サマータイムマシン・ブルース」の“悪魔的融合”によって生まれた小説。「私」の元に25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという男子学生・田村が現れる……というストーリー。タイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のエアコンのリモコンを持ってこようとしたり、悪友の小津たちがタイムマシンで勝手気ままに昨日を改変、過去を書き換えたりするなどタイムマシンを無駄遣いすることになる。

 アニメは、「四畳半神話大系」などに参加し、「ワンパンマン」「Sonny Boy」などを手がけた夏目さんが監督を務め、上田さんが脚本、中村さんがキャラクター原案を担当。「夜は短し歩けよ乙女」「映像研には手を出すな!」などのサイエンスSARUが制作する。「四畳半神話大系」と同じく浅沼さんが「私」を演じるほか、坂本真綾さん、吉野さん、諏訪部順一さんらが声優として出演する。9月30日から3週間限定で劇場公開される。9月14日から配信サービス「Disney+」で先行配信される。

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