良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
女優の夏帆さんが、10月6日スタートの連続ドラマ「silent」(フジテレビ系、木曜午後10時)に出演することが9月15日、明らかになった。「若年発症型両側性感音難聴」を患った青年・佐倉想(目黒蓮さん)に寄り添う、ろう者の女性・桃野奈々を演じる。
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奈々は生まれつき耳が聞こえず、高校まではろう学校に通っていたが、一般の大学に進学。そこで想と出会い、手話を教えるようになったことで親しい間柄になった。卒業後も一緒に行動することが多く、奈々にとって想は特別な存在となっている。
夏帆さんは「全編手話でのお芝居になるので、これはなかなか大変な3カ月になりそうだな……と、ちょっぴりおじけづいていますが、精いっぱい頑張りたいと思っています」と告白。「手話を勉強する中で、なんて描写力の優れた豊かな言語なんだろうと、驚くことがたくさんあります。そんな手話の魅力を奈々という役にしっかりと落とし込んで、ドラマを通して皆さんにお伝えできたら……と日々練習に励んでいます」と話している。
風間俊介さん、桜田ひよりさん、板垣李光人さんの出演も発表された。風間さんは主人公・青羽紬(川口春奈さん)が通うことになる手話教室の講師・春尾正輝、桜田さんは想の妹・佐倉萌、板垣さんは紬の弟・青羽光を演じる。
NHK・Eテレの福祉情報番組「ハートネットTV」のコーナー「フクチッチ」で司会を務める風間さんは「出演のお話を聞き、長く福祉の仕事に携わらせていただいているので、手話で話す役ができることがとてもうれしかったです」とコメント。「多くの方がこの物語を好きになり、手話を好きになってくれたらこんなにうれしいことはないです」と話している。
また、ジャニーズ事務所の後輩である目黒さんについては「先輩後輩関係にあたりますが、今作はそんなものを取り払い、“俳優・目黒蓮”と作品を創れると思っています」と期待を寄せた。
ドラマは、新人脚本家の生方美久さんによるオリジナルラブストーリー。主人公の紬が、耳に難病を抱えた元恋人・想と再会し、現実と向き合いながら共に乗り越えていく姿を描く。初回は15分拡大で放送される。
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