Official髭男dism：「silent」で4年ぶりフジドラマ主題歌　鈴鹿央士が曲に大号泣

　4人組バンド「Official髭男dism（オフィシャルヒゲダンディズム）」が、連続ドラマ「silent」（フジテレビ系、木曜午後10時）の主題歌を務めることが10月1日、明らかになった。同バンドが、同局の連ドラ主題歌を担当するのは、2018年の「コンフィデンスマンJP」以来、約4年ぶり。タイトルは「Subtitle」で、「聞いてくださった皆さんの日々に何か、彩りを添えられるような楽曲になれば」と、今作のために書き下ろした。

　ドラマは女優の川口春奈さんが主演で、新人の脚本家・生方美久さんによるオリジナルラブストーリー。主人公の青羽紬（川口さん）は、高校時代の恋人・佐倉想（目黒蓮さん）と8年ぶりに再会。想が「若年発症型両側性感音難聴」を発症し、ほとんど聴力を失っていた事実に直面する。紬と想の高校の同級生・戸川湊斗役で、鈴鹿央士さんも出演する。

　先日、東京都内で行われた制作発表会見では、鈴鹿さんが「昨日の夜、この曲を聴きながら台本を読んでいたんですけど、大号泣しちゃって。今日はちょっと目が赤いんですけど」と告白。「涙もろいほうじゃないのに、あまり泣かないほうなのに」といい、「一つ一つのシーンを積み重ねていくごとに、この曲の深さも分かるし、本当にピッタリなすてきな曲だなと思います」と主題歌の魅力を語った。

　川口さんは「まずは、とんでもなくすてきな楽曲を書いていただいたことに感謝ですし、このドラマの世界観にグッと深みを出してくれる、そんな曲をいただけて光栄に思っています」とコメント。既に楽曲を聴き込んでおり、「まあまあ歌えるところまできております。今は90％くらい」と話した。

　人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんも「何回も聴いています」とコメント。「聴くごとに自分の中で良い曲になっていく気がして、早く本編で流れているのを聴けるのを楽しみにしています」と期待を寄せた。

　「silent」は10月6日スタート。初回は15分拡大で放送される。