三浦宏規:舞台「キングダム」で主人公・信に 高野洸とのダブルキャストが「醍醐味」とアピール

舞台「キングダム」に出演する(左から)鈴木大河さん、小関裕太さん、三浦宏規さん、高野洸さん、牧島輝さん、神里優希さん
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舞台「キングダム」に出演する(左から)鈴木大河さん、小関裕太さん、三浦宏規さん、高野洸さん、牧島輝さん、神里優希さん

 原泰久さんの人気マンガの舞台版「キングダム」で主人公・信を演じる三浦宏規さんがこのほど、取材に応じ、自身と信の共通点や、舞台の見どころを語った。

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 今作の出演が決まってから、原作マンガを読んだという三浦さん。「壮大な世界観にどんどん引き込まれていきました。信を演じることが決まってからマンガを読んだので、より気持ちが入ったのですが、信がつらいときはつらくなるし、戦っているときは『勝ってくれ!』と思うし、信たちと一緒にハラハラドキドキしながら、中華統一を目指すような感覚になれる作品だと思います」と魅力を語る。

 信とは重なる部分もあったという。「信は無鉄砲で、自分の思うがままに突っ込んでいきますが、自分も小さい頃から舞台が好きで、憧れの舞台のために親にも迷惑をかけながら上京してきたところとかはリンクしているかなと思います」と述べた。

 今回、信を高野洸さんとのダブルキャストで演じる。ほかのメインキャラクターの多くもダブルキャストとなっているが、数々の舞台でダブルキャストの経験のある三浦さんは「ミュージカル(のダブルキャスト)は決まりごとが結構多いのですが、今回は舞台ということで結構変わってくるんじゃないかな、と。今作の醍醐味(だいごみ)になると思います」とアピールする。「相手によって演技プランも変わってくると思うので、稽古(けいこ)が楽しみ。より色濃く(内容の)違いが普段のミュージカルより出るんじゃないかなと思うので、いろいろなキャストの組み合わせを楽しんでいただきたいです」と呼び掛けた。

 「キングダム」はマンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で2006年に連載スタート。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す戦災孤児として育った信と、後に「秦の始皇帝」となるエイ政たちの活躍を描く。既刊66巻のコミックスの累計発行部数は9200万部を突破。2019年には山崎賢人さん主演の実写映画第1作が公開され、興行収入57億3000万円を記録し、同年の邦画実写作品の興行収入で1位になった。今年7月には実写映画第2作も公開され、興行収入45億3000万円を突破している。

 舞台版では、エイ政を小関裕太さんと牧島輝さんがダブルキャストで演じる。敵となるエイ政の異母弟・成キョウを「IMPACTors(インパクターズ)」の鈴木大河さん、神里優希さんがダブルキャストで演じる。2023年2月5~27日に帝国劇場(東京都千代田区)で上演する。


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