ポツンと一軒家:福岡・大分県境の山間集落 たった一軒が守り続ける伝統工芸

10月9日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABC提供
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10月9日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABC提供

 日本各地の人里離れた一軒家で暮らす人を追うバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABC・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。10月9日は、大分県境近い福岡県の山中の一軒家を捜索するほか、3年前に一度訪れた一軒家を再訪する。

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 山間の集落に到着した捜索隊。道すがら出会った夫婦に声をかけると、「とうとうここに(ポツンと一軒家が)きたかい」と笑顔を見せるが、その一軒家には心当たりがないという。夫婦は、捜索隊を地元に詳しいという「がらがら屋さん」と呼ばれている87歳の男性の元へ案内する。

 男性は、その一軒家には今は誰も住んでいないという。捜索隊が調べると、確かに一軒家は空き家になっていた。捜索終了となったが、隊員が気になったのは、男性が営んでいるという「がらがら屋さん」。詳しく話を聞くと、男性は伝統工芸品「英彦山(ひこさん)がらがら」の職人だった。「英彦山がらがら」は日本最古と言われる土鈴。この土地では古くから魔よけなどに使われてきたという。男性は、今では窯元はここ1軒だけになったと話す。

 貴重な話を聞いた捜索隊。「せっかく福岡まで来たので」と、3年前に訪れた一軒家を目指す。「相変わらず、すごく山深い所ですね」と懐かしみながら細い林道を越えると、3年前と変わらない黒い茅葺(かやぶき)屋根の大きな家があった。

 当時83歳だった男性が広大な畑を一人で手掛ける梨農園。訪れた日はちょうど収穫期で、当時と同じように男性の妹も手伝いにきていて、捜索隊は再会を懐かしむ。3年前、「跡継ぎ問題が悩みの種」と話した兄妹だったが、あれから梨農園に驚きの変化があったという。

 所ジョージさんがMCを、林修さんがパネリストを務める。ゲストは小芝風花さんと松岡広大さん。

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