成田サトコさん作、千野えながさんイラストの児童文学「らくだい魔女」シリーズが原作の劇場版アニメ「らくだい魔女 フウカと闇の魔女」で、井上ほの花さんが主人公のフウカを演じることが分かった。田村睦心さんがフウカの幼なじみのチトセ、石見舞菜香さんが同じく幼なじみのカリンを演じることも発表された。フウカらが描かれたキービジュアル第1弾も公開された。

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　井上さんは「オーディションに受かったと聞いた時、これは夢なのでは？と思いました。小さな頃から今に至るまで『将来の夢は魔法使いになること』と言い続けているので、とてもうれしいです！　たくさんの方に愛されている作品なのでプレッシャーも感じていますが、らくだい魔女シリーズを初めて読んだ時のワクワク感を胸に、心を込めて大切に演じたいと思います。フウカちゃんの天真らんまんな可愛らしい姿が、そしてステキなキャラクターたちが、どんなふうに映画の中で描かれるのか、ドキドキしながらアフレコの時を待ちたいと思います。私自身もフウカちゃんたちと一緒に魔法の国での大冒険を楽しみにしています♪　皆様、どうぞよろしくお願いいたします！」と出演を喜んでいる。

　田村さんは「私は幼い頃、何か特殊な能力を持って冒険とかしてみたいという夢がありました。そして少女マンガに出てくる、ツンツンしてる幼なじみの男の子が主人公といい感じになる展開も大好きでした。まだ台本は拝見していませんが、原作のらくだい魔女は私の幼心を大変刺激してくれる作品でした。とてもワクワクしました！　おてんばなフウカちゃんに振り回されつつも守ってくれるすてきなチトセくんを演じられたらと思います」とコメント。

　石見さんは「本屋さんで原作を探している時から、小中学生の頃の気持ちを思い出してわくわくしました！　優しくて可愛らしいカリンちゃんを演じられるのが、今からとても楽しみです！　子供から大人まで、たくさんの方に届くといいなと思っています！精いっぱい頑張ります！」と意気込んでいる。

　「らくだい魔女」シリーズは、ポプラポケット文庫（ポプラ社）から刊行されている児童文学。見習い魔女のフウカの冒険、恋などを描いている。

　アニメは、「図書館戦争」「獣の奏者 エリン」などの浜名孝行さんが監督を務め、プロダクションI.Gがアニメを制作する。2023年春公開。