鎌倉殿の13人:「北条義時 完成」“最終章”へ 三谷幸喜が「見たかった」小栗旬 「絶対うまくハマる」晩年への期待

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第39回場面カット (C)NHK
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第39回場面カット (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)は、10月16日放送の第39回「穏やかな一日」から“最終章”に突入する。ドラマの公式サイトなどでは、最終章をPRする特報動画が公開。「北条義時 完成」との文字が映し出されている。

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 第38回「時を継ぐ者」(10月2日放送)で、主人公・北条義時(小栗さん)は父・時政(坂東彌十郎さん)を乗り越え鎌倉幕府の二代執権に就任し、姉・政子(小池栄子さん)とともに政治の実権を握った。

 物語は第39回「穏やかな一日」から、日本中世史の大きな謎である三代将軍・源実朝(柿澤勇人さん)の死、そして江戸まで続く武家政権樹立を決定づけた義時と朝廷との戦い“承久の乱”を描く、最終章に入る……。

 特報は、脚本家の三谷幸喜さんとテレビプロデューサーの佐久間宣行さんとの対談で主に構成され、ダークさを深める義時役の小栗さんに関して、三谷さんは「後半10話くらいの小栗旬が見たかった」と説明。さらに「晩年の義時、(小栗さんで)絶対にうまく行くはずっていう確信があったし、若い頃の義時とか、いいに決まってるんですよ、分かってるから。衰えていく義時が絶対、うまくハマるって思った。それを見たい」と期待を口にした。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。

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