わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
水谷豊さんと伊藤蘭さんの長女で女優の趣里さんが10月17日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)で行われた、2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」のヒロイン発表会見に出席した。
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趣里さんは1990年9月21日生まれ、東京都出身。2471人が応募した今回のヒロインオーディションは、募集年齢の上限が32歳までだったといい、「ちょうど私の年齢までだったので、自分にはまだチャンスがあるんだ、これが最後のチャンスだと思って挑戦させていただきました」と4度目でヒロイン役をつかんだ。NHKによると「オーディションで選ばれたヒロインとしては最高齢ではないか」という。
趣里さんはヒロインを志望したいきさつを、「朝ドラはたくさんの方が見ていて、長期の放送になりますので、自分もどこか家族の一員や親戚になったような気持ちで、気づいたら(ヒロインを)応援していて、涙を流していて。自分の人生に重ねて、まだまだ頑張ろうという感覚になりました」といい、2016年前期の朝ドラ「とと姉ちゃん」に出演した経験もあり、「そのときに朝ドラの座組に入ることができて、もう一度挑戦したいと思っていた」という。
最終審査のカメラテストまで進んだのは今回が初めてだったといい、「自分でもびっくりするくらい3次オーディションのときに緊張してしまって、手が震えてふわふわして。スタッフの皆さんが寄り添ってくれて、丁寧にお芝居も見てくださったので、だんだん緊張がほぐれるかと思いきや、あがっていくというすごい体験をさせていただいた。歌の審査のときはみんなで盛り上げて盛り上げてくれました。すごく楽しかったんですけれど、帰ってからも胃が痛くて薬を飲みました」とオーディション秘話を明かした。
連続テレビ小説の第109作となる「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」など数々の名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子さん(1914~85年)が主人公のモデルとなる。笠置さんの人生を、激動の時代の中で、ひたむきに歌に踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語として大胆に再構成。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。脚本は足立紳さん、音楽は笠置さんの「東京ブギウギ」を作曲した服部良一さんの孫・服部隆之さんが担当する。
ヒロイン・鈴子は、香川生まれの大阪育ち。銭湯の看板娘から、“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていく。大阪の華やかなステージ、生まれ故郷・香川への思い、そして夢を追いかけ東京へ……と、さまざまな場所が舞台となる。2023年春ごろにクランクインし、同年秋から放送予定。
朝ドラは、2022年後期は福原遥さんの「舞いあがれ!」、2023年度前期は神木隆之介さんの「らんまん」が放送。
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