2012年に公開された劇場版アニメ「花の詩女 ゴティックメード」(永野護監督)の公開10周年を記念してリバイバル上映されることを受けて、声優の川村万梨阿さん、佐々木望さんがコメントを寄せた。
ウナギノボリ
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ベリン役の川村さんは「初めてご覧になる方はパンフレットの表紙すら読まず、真っさらな気持ちで見ていただけるとよいかと思います。ロボットはもちろん出てきますけど、ボーイ・ミーツ・ガールのロードムービーなので、そこを楽しんでいただけたらうれしいですね。エンディングは劇場の明かりがつくまで席を立たずに見ていただけると、この映画の真実が分かっていただける……のではないかと思います……どうぞ、 良い旅を!」とコメント。
トリハロン役の佐々木さんは「着目ポイントは人それぞれとして、音、動き、メカ、ロードムービー、ボーイ・ミーツ・ガールなどの各視点から、皆さんがベリンとトリハロンの対話シーンをどう感じてくださるのかに興味があります。とにかく無心の状態で席に座って70分間至福の状態でいられて、ずっとこの世界にいたいと思えるような映画なんです」と話している。
2012年公開時に発売されたパンフレットに、 16ページ分を追加した2022年版が発売されることも発表された。「月刊ニュータイプ」(KADOKAWA)に掲載された「花の詩女 ゴティックメード」特集の再録、本作と「ファイブスター物語」の関係性のまとめ、川村さんと佐々木さんの対談などが新たに掲載される。リバイバル上映は11月1~10日にTOHOシネマズ 新宿(東京都新宿区)など52の劇場で実施される。
「花の詩女 ゴティックメード」は、人気マンガ「ファイブスター物語」などの永野さんが脚本、監督などを手がけた劇場版アニメ。惑星カーマイン・プラネットを舞台に、詩女(うため)を継承するため、聖都ハ・リを目指す少女・ベリンと、ドナウ帝国のトリハロン皇子との出会いと旅を描く。
原作・脚本・絵コンテ・レイアウト・監督:永野護▽作画監督・原画:名倉靖博、門上洋子、山形厚史▽美術:小倉宏昌▽撮影:佐藤光洋▽音楽:長岡成貢▽音響・効果:坂口由洋
詩女・ベリン:川村万梨阿▽皇子・トリハロン:佐々木望▽ボットバルト:大塚明夫▽アデム:折笠愛▽ラブ:大谷育江▽ナナド:小林由美子▽ムンセン:幸田夏穂▽謎の男:三木眞一郎▽謎の女:三石琴乃▽ナレーション:榊原良子
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