鎌倉殿の13人:坂東彌十郎も「いい終わり方」と納得 時政パパ、ラストシーン「最後にプレゼントしてもらったような気がする」

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第42回の一場面 坂東彌十郎さん演じる北条時政 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第42回の一場面 坂東彌十郎さん演じる北条時政 (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第42回「夢のゆくえ」が11月6日に放送され、終盤に坂東彌十郎さん演じる北条時政が再登場した。

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 第38回「時を継ぐ者」(10月2日放送)で失脚し、鎌倉を去った時政。第42回では最後にサツキ(磯山さやかさん)という女性と伊豆で余生を送る姿が描かれ、その後、78歳で生涯を終えたことがナレーションで語られた。

 彌十郎さんは、時政を演じきって「時政はダークというイメージを皆さんも持っていらっしゃっただろうし、僕ももともと持っていましたけども、一貫して家族のため、それから国のために頑張る。『それ以外はもうどうでもいいよ、ポンコツで』というところは最初から最後まできっと一貫していたんだなと思います。それが時政らしい、いいところだったなと思っています」としみじみと振り返る。

 ラストシーンについても「いい終わり方。皆さん壮絶な死に方をなさっている中で、最後にこのホワンと柔らかいシーンで終われるというのは、きっと時政だけなんだと思いますよ。それを最後にプレゼントしてもらったような気がするので、これも三谷幸喜さんに感謝ですね」と語った。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。

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