菅井友香:全国ツアー千秋楽で櫻坂46から涙の卒業 「楽しかったこと苦しかったこと、すべて抱きしめて前に進んでいきたい」

卒業公演を行った「櫻坂46」の菅井友香さん 撮影:上山陽介
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卒業公演を行った「櫻坂46」の菅井友香さん 撮影:上山陽介

 アイドルグループ「櫻坂46」の初代キャプテンを務めた菅井友香さんが、11月9日に東京ドーム(東京都文京区)で開催された全国ツアー「2nd TOUR“As you know?”」の最終公演をもってグループを卒業。約7年のアイドル活動に終止符を打った。

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 菅井さんは、1995年11月29日生まれの26歳。2015年8月に「欅坂46」の1期生オーディションに合格し、2016年4月に「サイレントマジョリティー」でCDデビュー。2017年1月に欅坂46のキャプテンに就任。2020年10月に櫻坂46へ改名後もキャプテンを務め、グループの人気を支えた。舞台「飛龍伝2020」で主演を務めるなど、女優としても活躍している。

 東京ドームでのライブは、欅坂46時代の2019年9月以来2度目。アンコールでは欅坂46時代の代表曲「不協和音」の封印を約3年ぶりに解くなど、全20曲を披露してファンを沸かせた。

 水色のドレスに着替えて卒業セレモニーに登場した菅井さんは、「思い返すと本当に波瀾(はらん)万丈なアイドル人生でした」と素直な気持ちを吐露。「キャプテンとして、せめて皆さんとグループをつなぐ架け橋になろうと向き合っていました。周りを信じることが難しくなって、心に嘘をつかなくちゃいけなくなり、笑うことが難しくなってしまう時期もありました。そんなときに、応援してくださる皆さんがいてくださることが本当に心の救いでした」とファンに感謝を伝えた。

 「大切な欅坂46も、大好きな櫻坂46もそれぞれにしかない楽曲、メンバーの魅力がたくさんあります。どっちがいい悪いではなく、それぞれを尊重しながら、どっちも愛してもらえたらうれしいと思います」とコメント。「私自身もまた皆様とお会いできるよう私の道を頑張って、これまでの経験を忘れずに、楽しかったこと苦しかったこと、すべて抱きしめて前に進んでいきたいと思います」と決意を新たにした。

 最後に、この日のために用意された新曲「その日まで」を披露。菅井さんは「今日までグループを守るために戦ってきました。悲しいこともありましたけど、最高に楽しかったです。7年間の応援、ありがとうございました!」と声を上げた。

 大量の紙吹雪が舞う中、菅井さんのトレードマークでもある“がんばりき”ポーズを見せながら笑顔でステージをあとにした。

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