マツコ会議:世界で2番目に小さな国、唯一の日本人は首相補佐官 永住を考える理由

11月19日放送の「マツコ会議」の一場面 マツコ・デラックスさん(左)と和田泰一さん=日本テレビ提供
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11月19日放送の「マツコ会議」の一場面 マツコ・デラックスさん(左)と和田泰一さん=日本テレビ提供

 マツコ・デラックスさんが司会を務めるトークバラエティー番組「マツコ会議」(日本テレビ系、土曜午後11時)。11月19日は、南太平洋にある世界で2番目に人口が少ない国ニウエに住む唯一の日本人、和田泰一さんと中継を結び、マツコさんがトークを繰り広げる。同国の首相補佐官を務める和田さんの人生に、マツコさんが迫る。

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 和田さんは千葉県出身、15歳で渡米して現地の高校に通ったあと、コロラド大に進学。在学中に、日本人向けの英会話教室を起業した。卒業後はハワイで不動産業、中国で貿易業を営み、ノルウェーに世界最北端のすし店を出店するなど、実業家として世界中を飛び回った。

 しかし、和田さんは「全部大きい国でグローバル化しすぎて面白くなかった」と語る。そんな和田さんが30歳の時にたどり着いたのがニウエ。ニウエは夜空の美しさから世界初の「星空保護国」に認定され、海も世界トップクラスの透明度を誇る自然豊かな国。人口は約1700人で、バチカンに次いで世界で2番目に人口が少ない国とされている。

 ニウエに魅了され、移住したいと考えた和田さん。当時携帯電話がつながらなかったニウエにアンテナを建て、国中で通話ができるよう尽力した。その際は、ニュージーランド政府に協力を仰いだという。この功績がきっかけとなり、首相補佐官を務めるまでになった。

 日本政府に手紙を送り続け、2015年に日本とニウエが国交を結ぶことにも貢献した。「ニウエはものすごくいい所。人はすごく優しいし、ニウエで死ねたら一番いいよね」と話す和田さん。マツコさんも「必要最低限のものがあって、争いもなく、きれいな海があって、夜はお酒が飲めて、これ以上の幸せって何があるんだってことよね。今のままでいいのよ」と語る。

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