ザ・トラベルナース:第7話 “静”中井貴一に異変 入院患者“礼”荒木飛羽にも暗雲

連続ドラマ「ザ・トラベルナース」第7話の一場面=テレビ朝日提供
1 / 3
連続ドラマ「ザ・トラベルナース」第7話の一場面=テレビ朝日提供

 岡田将生さん主演の連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系、木曜午後9時)第7話が12月1日に放送される。

あなたにオススメ

 医療従事者を目指す人を支援する「フローレンス財団」の理事長の身分を隠して「天乃総合メディカルセンター」で契約ナースとして働く九鬼静(中井貴一さん)。細やかな気配りで患者や看護師たちの支えになってきた静が突然、胸元を押さえて苦しみだす。異変を偶然目撃した看護部長・愛川塔子(寺島しのぶさん)は心配する。

 「筋線維芽細胞腫」が再発して再入院していた大学生・三上礼(荒木飛羽さん)にも異変。がんの進行が意外に速く、脳転移も見つかった。外科的治療が極めて困難になった。主治医の郡司真都(菜々緒さん)は心を痛めながらも、女手一つで礼を育てた母七海(青山倫子さん)に説明。延命効果を望める専門病院での抗がん剤治療を勧められた七海は礼に一日でも長く生きてほしい一心から、本人に相談せず転院を決める。

 礼は映画祭でシナリオ大賞を受賞したばかり。賞金で映画を作れることになり、喜び勇んで仲間たちと撮影計画を練っている最中だった。しかし、治療に専念するよう七海に言われた礼は一切抵抗せず、ずっと夢だった映画制作を断念しようとする。その姿を見てやるせないトラベルナースの那須田歩(岡田さん)。だが、見守ることしかできない。

 一方、静は諦めずに映画を作るよう礼を鼓舞する。歩は「今の礼には残酷過ぎる」ととがめる。だが静は、礼には親にも友人にも言えない本音があるはずと断言して……。

 脚本は人気シリーズ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(同局系)などで知られる中園ミホさんのオリジナル。フリーランスの看護師「トラベルナース」の歩と、謎多きスーパーナースの静が、看護師を下に見る医者のはびこる「天乃総合メディカルセンター」を舞台に、医療現場を改革していく。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事