ファーストペンギン!:「ごめんなさい」 “和佳”奈緒がまさかの大失態!?(ネタバレあり)

連続ドラマ「ファーストペンギン!」第9話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「ファーストペンギン!」第9話の一場面=日本テレビ提供

 女優の奈緒さん主演の連続ドラマ「ファーストペンギン!」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第9話が11月30日に放送された。ラストシーンでは、「さんし船団丸」の社長・岩崎和佳(のどか、奈緒さん)がまさかの大失態を演じ、視聴者を心配させた。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 実話を基にした森下佳子さんの脚本。和佳が経営難に苦しむ漁師たちと出会い、古い常識や慣習を次々に打ち破りながら漁船団を立て直す姿を描く。

 第9話では、永沢一希(鈴木伸之さん)が戻って来たことに、和佳と「さんし船団丸」の漁師らは驚きながらも大喜び。

 東京では、片岡洋(堤真一さん)が「もうワシの居場所はあそこにはない」と、息子の琴平祐介(渡辺大知さん)がパートナーの林田楽(大貫勇輔さん)と暮らすマンションに居座り……という展開だった。

 さんし船団丸は、元官僚のビジネスコーディネーター・波佐間成志(小西遼生さん)の仲介で食品商社から出資を受け、漁協に借金を返済していた。

 片岡の不在を知った波佐間は、魚の直販「お魚ボックス」用の血抜き作業を手伝い、片岡の代わりを簡単に務め上げる。すると、波佐間は和佳に「浜の船団を一つの会社にまとめませんか?」と提案。和佳は、他の船団の漁師たちも巻き込んで「浜の一企業化」実現へ動き出し、契約書に判を押す。

 しかし、波佐間が仲介した商社に、ある疑惑が浮上する。登記上はごく普通の業績優秀な日本企業だが、株主がすべて外国人と外国企業。「浜の一企業化」は、外国資本が海洋資源を根こそぎ手に入れる、一種の「経済的な侵略」ともいえ、防衛上の問題も発生するのだ。

 この問題を農林水産省職員・溝口静(松本若菜さん)から聞いた和佳は、事務員の山藤そよ(志田未来さん)と大慌てになる。そこへ、東京から帰ってきた片岡が「なんやっちょるんか」と顔を出すと、和佳は「ごめんなさい、片岡さん。私、さんしを……この浜を……売り渡してしまった」と頭を下げた。

 SNSでは「うわー。どうなっちゃうんだ!」「乗っ取りか」「まずいよ! やばいよ!」「これは漁協の出番来る!?」「やっぱりうまい話には裏があるのう」といったコメントが並んだ。

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