親愛なる僕へ殺意をこめて:“B一”山田涼介の復讐劇の結末 最終回に視聴者涙「ハッピーエンドで終わると思わなかった」(ネタバレあり)

連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」最終第9話の一場面=フジテレビ提供
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連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」最終第9話の一場面=フジテレビ提供

 人気グループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介さん主演の連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系、水曜午後10時)最終第9話が11月30日に放送された。残酷な物語、B一(山田さん)の復讐(ふくしゅう)劇の結末に、視聴者から「涙が止まらなかった。いい最終回だった」「最後幸せすぎて」「ハッピーエンドで終わると思わなかったからよかった」といった声が相次いだ。

 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、累計発行部数120万部を突破した井龍一さん作、伊藤翔太さん画の同名マンガ(講談社)が原作。15年前の連続殺人「LL事件」の容疑者・八野衣真(早乙女太一さん)を父に持つエイジ(山田さん)が、自分のもう一つの人格“B一”が殺人を犯しているかどうか、真相の解明に乗り出すサスペンス。物語が進むと、B一が元々の人格で、エイジはB一が作り出した人格と判明。B一は、父・八野衣の無罪を信じてLL事件の真相を追った。

 連続殺人鬼“LL”は、エイジの義父・浦島亀一(遠藤憲一さん)だった。亀一は根っからのサイコパスで、少年時代から動物虐待を繰り返していた。「なぜか安心したんだ、動物のあげる断末魔を聞くと」というのがその動機。

 そして16年前、原因不明の病で痛覚を失う。亀一は「私はそれを啓示と受け取った。神様が私を後押ししてくれた、と」。そして亀一は15年前に連続殺人鬼となり、罪を自分が保護司として支援していた八野衣になすりつけた。八野衣は身に覚えのない罪で警察に追われ、逃走の末に死亡。そして最悪の殺人鬼LLの汚名もかぶった。

 最終第9話では、B一が亀一と対峙(たいじ)。亀一のあまりにも身勝手な動機を聞き、激高する。亀一は「この15年間、物語の幕の引き方をずっと考えていた」といい、エイジに自分を殺すよう挑発。B一は銃を取り出して亀一を殺そうとするが、その脳裏にエイジが浮かぶ。B一は引き金を引いたが、銃弾は亀一から外れていた。B一は亀一を殺せなかった悔しさで絶叫した。

 多くの人々の人生を狂わせたLL事件。B一も、亀一の罪を白日のもとにさらしたが、事件解決の過程で多くの人々を巻き込み、犠牲も生んだ。自身の中のエイジの人格も失っていた。B一は、協力者のナミ(川栄李奈さん)にエイジの“存在の大きさ”に気付いたと話す。

 「俺はこれまで散々エイジを否定してきた。俺に必要のないものが寄せ集められたガラクタだとずっと思ってた。でも父さんの思いを受け継いでいたのは、エイジの方だった。父さんはきっと復讐なんて望んでいなかった。消えるべきだったのは、エイジじゃなくて俺の方だったのかもな」

 ナミはそんなB一が、耳たぶを触るのを目にする。耳たぶを触るのはエイジの癖だと知っているナミは、B一と別れた後で一人、「エイジはちゃんと生きているんだ。あなたの中で……」とほほ笑んだ。

 その後、これまで冷たい表情と怒りしか見せてこなかったB一が、エイジのような笑顔を浮かべ、物語は幕を下ろした。

 SNSでは「B一の中でちゃんとエイジも生きててくれて本当に救われました」「最後のB一のほほ笑みに少し光が見えたのが唯一の救い」「エイジのことで涙が止まらなかった」「最後の統合されたであろう表情の演技抜群だったな」といったコメントが並んでいた。

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