星野源:「おんがくこうろん」次回はジョン・ケージ “音楽の概念を問い直し続けた芸術家”の人生哲学ひもとく

12月17日放送の「星野源のおんがくこうろん2」の一場面=NHK提供
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12月17日放送の「星野源のおんがくこうろん2」の一場面=NHK提供

 歌手で俳優の星野源さんがホストを務めるNHK・Eテレの音楽教養番組「星野源のおんがくこうろん」(NHK・Eテレ)シーズン2の3回目(第7回)は、20世紀半ばから後半にかけて活動した現代音楽の作曲家、ジョン・ケージを特集する。「音楽の概念を問い直し続けた芸術家 ジョン・ケージ」と題して、12月17日午後9時から放送。

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 番組は、自身もさまざまな音楽に影響を受け、作詞、作曲、編曲、プロデュースを手掛ける星野さんが、音楽を解説することが大好きなパペットの「かいせついん」たちと、毎回1人の「歴史を変えた」音楽家にスポットを当て、楽しく音楽を学んでいく……という内容。シーズン1が今年2~3月に4回にわたって放送された。

 ジョン・ケージは米ロサンゼルスで生まれ、20世紀半ばから後半にかけて活動。自らの音楽を“実験音楽”と呼び、演奏者がいっさい音を出さない無音の曲「4分33秒」をはじめ、生涯にわたって“音楽とは何か”を問い直す前衛的な作品を作り続けた。

 ジョン・ケージはどんな思いで実験音楽を生み出し続けたのか……。番組では、その人生と哲学をひもとく中で、星野さんとの意外な共通点も明らかにされる。

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