ヒロイン誕生!:本田美奈子.さんが歌に込めた強い思いとは 平野綾がドラマで本人役、“最後の歌”に挑む

12月26日放送の「ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち」でスポットが当たる本田美奈子.さん=NHK提供
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12月26日放送の「ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち」でスポットが当たる本田美奈子.さん=NHK提供

 時代を切り開いた女性たちの生き様をドキュメントとドラマで伝えるNHKの番組「ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち」(総合、月曜午後11時)。12月26日は、白血病により38歳の若さで亡くなった歌手の本田美奈子.さんを取り上げる。本田さんが、歌に込めた強い思いとは……。

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 番組では、時代の「ヒロイン」として輝きを放ち、後世に語り継がれる伝説を作った、まるでドラマのような人生を送った女性たちを取り上げ、若手女優が取材やさまざまな体験を重ねながら人物像に迫る。また、その女性の人生にとって重要なエピソードをドラマ化し、若手女優自ら“ヒロイン”として演じる。

 本田さんは1985年にアイドル歌手としてデビュー。当時から歌唱力の高さには定評があり、やがてミュージカルに進出すると、バッシングを乗り越え「ミスサイゴン」「王様と私」「レ・ミゼラブル」など大きな舞台で成功を収める。

 クラシック音楽を日本語訳した楽曲を多く歌い、自らの表現の幅を広げるも、2005年に急性骨髄性白血病のため38歳でこの世を去った。

 番組で本田さん役に挑戦するのは、声優、歌手、ミュージカル女優として活躍する平野綾さん。芸能界を目指したきっかけはミュージカルの舞台に立つことだったという平野さんにとって、本田さんの歌は、いまだまねできない“感情がそのまま音楽になった”ミュージカル歌唱の理想の形だという。

 平野さんは関係者への取材を通じて、本田さんの歌の魅力に迫るほか、本田さんが死の3カ月前に病院で歌った“最後の歌”の再現にも挑む

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