岸辺露伴は動かない:“ジャンケン小僧”は「見つからなかったら諦めよう」 子役・柊木陽太との出会いで制作へ

12月27日放送のドラマ「岸辺露伴は動かない」第8話「ジャンケン小僧」に出演する柊木陽太さん(C)NHK
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12月27日放送のドラマ「岸辺露伴は動かない」第8話「ジャンケン小僧」に出演する柊木陽太さん(C)NHK

 荒木飛呂彦(あらき・ひろひこ)さんの人気マンガを高橋一生さん主演で実写化するNHKのドラマ岸辺露伴は動かない」(総合)の新作エピソードとなる第8話「ジャンケン小僧」が12月27日に放送される。「ジョジョ」ファンが期待する原作で人気のエピソードの実写化となるが、演出の渡辺一貴さんは「(子役の)柊木陽太さんとの出会いで『ジャンケン小僧をやろう』って覚悟ができました」と明かした。

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 「ジャンケン小僧」は、荒木さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」(集英社)第4部「ダイヤモンドは砕けない」で描かれた人気エピソード。マンガ家の岸辺露伴が、自身のファンを名乗る少年・大柳賢にやぶから棒にジャンケン勝負を挑まれて……と展開する。ドラマでは、露伴を高橋さん、大柳賢を柊木さんがそれぞれ演じる。

 渡辺さんは「『ジャンケン小僧』はそもそも大柳賢を演じられる人が見つからなかったら(ドラマにするのは)諦めようという話で始まった企画でした。それでいろいろな方とお会いしたのですが、柊木君には(原作の大柳賢とは一味違う)“じわじわとくる怖さ”を感じたんです。『柊木君しかいない』という存在感でした。彼と出会えたことで『ジャンケン小僧をやろう』という覚悟ができました」と話していた。

 ドラマ「岸辺露伴は動かない」は、荒木さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのキャラクター・岸辺露伴を主人公としたスピンオフ「岸辺露伴は動かない」(同)の実写化。人を本にして“読む”能力を持つマンガ家・露伴が、奇怪な事件や不可思議な現象に遭遇するサスペンス・ホラー。アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」にも参加した小林靖子さんが脚本を手掛ける。

 第8話「ジャンケン小僧」は、27日午後10時~同54分に放送。

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