レジェンド&バタフライ:主演・木村拓哉「信長を生きることができた」 東映70周年記念作として“本物”を追求 国宝や重要文化財で撮影

映画「レジェンド&バタフライ」の撮影で使用された朝光寺(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
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映画「レジェンド&バタフライ」の撮影で使用された朝光寺(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会

 木村拓哉さん主演の映画「レジェンド&バタフライ」(大友啓史監督、1月27日公開)のメーキング写真が1月3日、公開された。今作は大友監督が「東映創立70周年記念映画にふさわしい場を」という思いで“本物”を追求し、国宝や重要文化財を含む全国30カ所以上の場所で撮影された。

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 比叡山延暦寺の焼き討ちのシーンでは、国宝である朝光寺(兵庫県加東市)の本堂で撮影。この場所を映画の撮影で使用したのは今作が初。その他、世界遺産の京都市右京区にある仁和寺(宸殿、御室八十八ケ所霊場)、国宝の彦根城(滋賀県彦根市)、通常は非公開の霊鑑寺(京都市左京区)などでもロケを行った。

 織田信長役で主演を務めた木村さんは、「本物の空間でお芝居をさせていただくことで、織田信長という役を生きることができた」と語っている。

 「レジェンド&バタフライ」は、政略結婚という“最悪の出会い”から始まった信長と濃姫(綾瀬はるかさん)が、次第に心を通わせ「夫婦」で天下統一へと突き進んでいく物語。連続ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などで知られる脚本家の古沢良太さんと、映画「るろうに剣心」シリーズなどの大友監督がタッグを組み、「信長夫婦」の生涯を新たな視点で描く。

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