大奥:“男女逆転”配信好調 初回NHKプラス視聴数、大河&朝ドラ除くドラマで最多に

「ドラマ10『大奥』」第1回場面カット (C)NHK
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「ドラマ10『大奥』」第1回場面カット (C)NHK

 よしながふみさんの人気マンガを実写化した時代劇「大奥」(総合、火曜午後10時)第1回(1月10日放送)の「NHKプラス」の視聴数(同時または見逃し配信)が、大河ドラマと連続テレビ小説(朝ドラ)を除く全ドラマの中で最も多かったことが分かった。同局によると過去最多だった「正直不動産」を上回ったという。

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 ドラマは、若い男性のみに感染する奇病の影響で、男性の人口が女性の4分の1に激減した江戸時代が舞台。将軍職は女性へと引き継がれ、「美男3000人」と称される男の世界になった大奥が描かれる。江戸幕府三代将軍・徳川家光の時代から大政奉還まで続き、TBS系のドラマ「JIN-仁-」シリーズやNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などで知られる森下佳子さんが脚本を手がける。

 第1回は「八代将軍吉宗・水野祐之進編」で、若い男にのみ感染し、致死率80%に及ぶ奇病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が蔓延(まんえん)し、男の数が激減した江戸時代。男子の多くが、種馬としての人生を送っていた。一方、女は労働を担い、将軍職も女へと引き継がれていた。そんな中、貧乏な旗本の息子・水野祐之進(中島裕翔さん)は、幼なじみの信(白石聖さん)との結婚を諦めようと、大奥入りを決意。そこで、八代将軍・徳川吉宗(冨永愛さん)から最初に声がかかるのだが……と展開。

 “暴れん坊将軍”として時代劇ファンにはおなじみの吉宗を演じた冨永さんも話題となった。

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