ABCテレビ:4月から日曜夜10時に新ドラマ枠 配信や海外市場も見据え「クオリティーの高いドラマを届けたい」

ABC(朝日放送)社屋
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 ABCテレビ(朝日放送テレビ)は1月20日、オンラインで新春社長会見を開催。同日発表された、4月から日曜午後10時台に全国ネットの連続ドラマ枠を新設することについて、山本晋也社長は「これからは、配信を含めた多様なプラットホームとの連携や海外市場を見据えたコンテンツを生み出すことが重要。ドラマはその中核にある。より多くの視聴者に、よりクオリティーの高いドラマを届けるためにプライム帯のドラマをスタートさせることにした」と意図を説明した。

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 新枠では「しっかりと制作費を投入してクオリティーの高いものを作っていきたい。ABCはバラエティーを得意としているが、ドラマももっとしっかりと作って、海外展開も含めて、力を入れてやっていきたい」と語った。同社の海外展開は現状はアニメ中心だが、「ドラマも今後力を入れてやっていきたい」と話した。

 同社が単独でゴールデン、プライム帯の連続ドラマを制作するのは1995年以来28年ぶり。新枠は「今を懸命に生きているすべての方が週末の夜、明日から始まる一週間を前向きに迎えられるようなドラマをラインアップする予定」という。

 第1弾はNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」(2017年)などで知られる脚本家・岡田惠和さんのオリジナル作品「日曜の夜ぐらいは…」で、女優の清野菜名さんが主演を務める。友情を育む3人の出会いから始まる、笑いあり恋愛要素あり、せりふ量多めの会話劇となり、「人生とは、家族とは、愛とは」をテーマに、ハートフルなドラマが展開される。

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