忍者に結婚は難しい:“竜兵”古田新太が一度きりの「生延の術」を使ったワケ 「月乃家を知れる感動回」と話題に(ネタバレあり)

連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」第5話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」第5話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の菜々緒さんが主演を務める連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」(フジテレビ系、木曜午後10時)第5話が2月2日に放送された。蛍(菜々緒さん)たち、月乃家の秘密が明らかになり、視聴者から注目が集まった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 蜂の毒によるアナフィラキシーショックで意識不明になってしまった月乃家の長女・楓(ともさかりえさん)。事態を聞きつけた次女の蛍、三女の雀(山本舞香さん)、父の竜兵(古田新太さん)は病院に駆けつける。

 薬や毒に精通した甲賀忍者の一家であることから、蛍は竜兵に月乃家に伝わる「生延の術」を使ってほしいと依頼する。その術は、人の体に入った毒やウイルス、菌を吸い取って回復させられる、というものだった。

 しかし、生延の術を使えるのは生涯に一度だけ。竜兵は既にその術を使っており、施した相手は楓だった。25年前、甲賀として重要な任務を成功させた竜兵。だが約半年後、復讐(ふくしゅう)によって妻の雪子と楓が犠牲に。2人は毒に冒され、危険な状態に陥ってしまう。

 なんとか意識を保っていた雪子は、帰宅した竜兵に生延の術で楓を助けるように懇願する。雪子の言葉に従い、楓を救った竜兵だったが、その傍らで雪子は息絶えていたのだった。

 楓に責任を感じさせたくないと、竜兵は今までこのことを黙っていた。そんな中、楓が意識を取り戻し、竜兵に「今の話ちゃんと聞きたい。よく聞こえなかったから」と頼む。いきさつを聞いた楓は、母がかつて「お父さんの甲賀の任務は命がけで、家族の私たちも危険と隣り合わせだけど、それは月乃家の人間の宿命。宿命を受け入れて自分の身は自分で守れるようになりなさい。でも、自分では無理なときはお父さんかお母さんを頼りなさい。必ず守ってあげるから」と言っていたことを思い出して……と展開した。

 SNSでは「こんなつらいことがあったなんて」「蛍のお父さんの昔話で泣けた」「月乃家を知れる感動回」と話題に。また、横関大さんによる原作を知る視聴者からは、「お父さんとお母さんの悲しいエピソードは確か原作にはなかった。オリジナルかな?」「原作にない月乃家の話が描かれて面白い」といった声も上がっていた。

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