夕暮れに、手をつなぐ:キンプリ永瀬廉は「作品を一緒に作っていく楽しさがある」 撮影までに仕上げる“努力と根性”も ドラマPが語る魅力

「夕暮れに、手をつなぐ」に出演する「King & Prince」の永瀬廉さん(C)TBS
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「夕暮れに、手をつなぐ」に出演する「King & Prince」の永瀬廉さん(C)TBS

 連続ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS系、火曜午後10時)に出演する人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さん。ドラマは、永瀬さん演じる音と、空豆(広瀬すずさん)の青春ラブストーリーで、永瀬さんが見せる優しいまなざしや、切ない表情がSNSで話題となっている。「永瀬くんは努力家で、勉強家」と語るプロデューサー陣に、役者としての永瀬さんの印象を聞いた。

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 ドラマは、九州で育ち、婚約者を追って上京した空豆と、作曲家を目指す青年・音の物語。第1話(1月17日放送)が放送されると、広瀬さんと永瀬さんが、「King & Prince」の「Life goes on」に合わせて、キュートなダンスを披露したエンディングが話題になった。

 二人が下宿する「雪平邸」では、本気でお手玉を投げ合うなど、ワチャワチャとしたやりとりを繰り広げてきたほか、天真爛漫な空豆に振り回されつつも、放っておけず構ってしまう音の姿も描かれてきた。

 第3話(1月31日放送)では、青いワンピースを着た空豆に、音が「空豆。それ、よく似合ってる。見違えた」と優しく伝える場面が登場。さりげない優しさの音に、SNSでは「音に沼落ち確定」といった声も上がるなど、魅力的なキャラクターだ。

 撮影現場の様子について、関川友理プロデューサーは「2人のシーンはいつも楽しくやってます」と明かす。撮影初期の頃は、広瀬さんと永瀬さんが共演者たちにエンディングのダンスを教えていたり、皆でお手玉を練習したりしていたという。

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 ドラマが始まる前に行われた会見で、永瀬さんは「元々、空豆がお手玉をやるところを、ある日急に音がやることになったり。遠距離から缶を(ゴミ箱に)入れたり、楽器(ピアノ)とかいろんなことに挑戦させていただいている。毎回現場のプレッシャーがすごい」と話していた。自宅で練習するためのお手玉を買って、一人で練習していたことも明かしていた。

 そんな永瀬さんの印象について、「努力家」と話した久松大地プロデューサーは、「自分がどういうふうに映ってるのか、毎回カットが終わったらモニターを確認して努力されていて。勉強家だなと思います」と話す。

 永瀬さんの表現力の豊かさも感じているといい、「すごくすてきな表情だったり、“関西ノリ”みたいなものも、ドラマの中にも生かされている。(空豆との)やりとりにすごく面白い感じが出てきた」と話した。

 永瀬さんについて、作品を一緒に作っていく楽しさがある、と話した関川さんは、「表情がとても良くて。努力家なので、最初はピアノも弾けなかったですし、お手玉もできなかった中で、ちゃんと撮影までに仕上げていく。そういった根性がすてきだなと思います」と話していた。

 2月14日放送の第5話のラストでは、音が、葉月心(黒羽麻璃央さん)と一緒にいる空豆と鉢合わせる展開に。その切ない表情が注目されていた永瀬さん。今後どんな表情を見せてくれるのか、楽しみにしたい。

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