染谷将太:初の“月9”で木村拓哉と初共演「すてきな座組」 「風間公親-教場0-」で“闇”抱えた新人刑事に

4月期の連続ドラマ「風間公親-教場0-」に出演する染谷将太さん(C)フジテレビ
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4月期の連続ドラマ「風間公親-教場0-」に出演する染谷将太さん(C)フジテレビ

 俳優の染谷将太さんが、木村拓哉さん主演で4月期に放送されるフジテレビ系“月9”枠(月曜午後9時)の連続ドラマ「風間公親-教場0-」に出演することが2月27日、明らかになった。7歳から子役として活動し、俳優としてのキャリアは20年以上の染谷さんだが、意外にも“月9”への出演は初めて。木村さんとも初共演となる。

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 演じるのは、新人刑事・中込兼児(なかごめ・けんじ)。中込は、所轄署の強行犯係で刑事をしていたが、被疑者に対して平手打ちをするなどの暴力や素行の悪さが原因となり、県警捜査1課の「風間道場」への異動を命じられる。同僚に対しても威圧的な態度を取り、刑事指導官・風間公親(木村さん)に対しても生意気な態度を取ったり、舌打ちまでする始末。周囲も中込を注意するが、風間は「礼儀は問わない」とあくまで刑事としての能力を中込に求める。やがて、風間に心の奥深くに追いやっていた過去のトラウマを見抜かれてしまう。

 染谷さんは初の“月9”について「子供のころからずっと知っている枠なので、自分が出させていただけるというのはすごくうれしいです。子役をやっていたときも出たことがなかったので、大人になって、しかもこんなにすてきな座組で、すてきな役で参加できるのは本当にうれしいです。初“月9”が木村さんとの初共演というのはすごく光栄です」とコメント。

 木村さんについては「あのたたずまいに、自分はどう立ち向かっていこうかというのを今すごく考えていますし、緊張と楽しみが入り交じっています。木村さんであり、風間さんを前にして、自分から何が出てきて、どうなっていくのかというのは、ものすごくドキドキしています。思いっきり飛び込んでいきたいと思います」と語った。

 演じる中込については「自分が持っているトラウマからくる弱さ、その負の感情から攻撃性が高い人間になっているのですが、そんな人間がどう成長して、殻を破っていくのか。そういった人間だからこそ、風間さんと出会って、人間性をあぶり出されたときに大きく変わることができるのだと思っています」と紹介。「闇が深い人間でもあり、自滅的でもある、すごく繊細な人物だなと思っているので、丁寧に演じたいと思っています」と語っている。

 ドラマは、長岡弘樹さんの警察小説「教場」シリーズ(小学館)の「教場0 刑事指導官・風間公親」「教場X 刑事指導官・風間公親」が原作。新春スペシャルドラマとして放送された「教場」(2020年)、「教場II」(2021年)の過去を描く。キャリアの浅い若手刑事が、刑事指導官の風間とバディーを組み、実際の殺人事件の捜査を通して刑事のスキルを学ぶ育成システム「風間道場」が舞台となり、風間がなぜ冷酷無比な人格になったのかが明らかになる。

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