白石聖:天海祐希の“月10”ドラマ「合理的にあり得ない」で大企業の社長令嬢に

「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」のポスタービジュアル
1 / 1
「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」のポスタービジュアル


 女優の白石聖さんが、天海祐希さんが主演を務める4月期の連続ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)に出演することが明らかになった。仲村トオルさん演じる、総合商社・諫間グループの社長・諫間慶介の娘、久実を演じる。

ウナギノボリ

 原作は、「孤狼の血」で2016年に日本推理作家協会賞を受賞したミステリー作家、柚月(ゆづき)裕子さんの「合理的にあり得ない 上水流涼子(かみづる・りょうこ)の解明」(講談社)。天海さん演じる、元弁護士で変装の達人という女探偵、上水流涼子が、松下洸平さん演じるIQ140を超える青年、貴山伸彦とタッグを組み、さまざまな“あり得ない”敵を“あり得ない”手段で葬るエンターテインメント作だ。

 白石さんが演じる久実は、大企業の社長で厳格な父、諫間(仲村さん)に対して遅めの反抗期を迎えていて、自分の行動にいちいち口を挟む父を嫌っているという役どころ。お嬢様育ちのため、人をすぐに信じてしまう性格で、ある依頼をきっかけに涼子と出会うことになる。

 仲村さんが演じる諫間は、総合商社・諫間グループの社長で、妻が他界してから、娘の久実と二人暮らし。涼子の父は、諫間の父が社長の頃から諫間グループの顧問弁護士を務めていた。2代目の社長となった諫間も涼子の卓越した能力を認めており、弁護士顧問を任せていたが、傷害事件を機に解雇。その決別をきっかけに、涼子との関係は断絶しているという役どころ。ビジネスに関しては、常に冷静冷酷な人物だ。

 中川大輔さん、丸山智己さんの出演も明らかになった。中川さんが演じるのは、貴山(松下さん)の古い友人で、新宿・歌舞伎町にたむろする裏社会の住人、有田浩次。若者たちの独自の自警団のようなグループの若きリーダーを務めており、貴山が上水流エージェンシーに入った後は、裏社会の情報や人員の協力を行っている。

 丸山さんは警視庁の相談センター窓口に勤める元刑事、丹波勝利を演じる。かつて捜査1課で、涼子の傷害事件の捜査を担当し、警察内で唯一、涼子の無実を信じ、味方となったため相談センターに異動させられる。ダーティハリーを尊敬し、涼子たちにさまざまな依頼を仲介しているという役どころ。

 ポスタービジュアルも発表。天海さん演じる上水流涼子と、松下さん演じる貴山伸彦を中央にあしらい、左右に白石さん、中川さん、丸山さん、仲村さんを配したデザインになっている。

テレビ 最新記事