ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中のオジロマコトさんのマンガが原作のテレビアニメ「君は放課後インソムニア」の第1~3話の先行上映イベントが3月19日、TOHOシネマズ池袋(東京都豊島区)で開催され、中見丸太(がんた)役の佐藤元さんら声優陣が登場した。同作は、不眠症に悩む高校生男女の青春を描いており、佐藤さんは第1話の天文台のシーンについて「この作品を象徴するシーンで、息づかいが伝わるようにマイクにギリギリ近づいた状態で、どこまで生っぽくしゃべれるのか挑戦しました。ここから2人の関係が始まるのですが、『一緒に眠れる相手』がいるってことに気づけたのがどれだけ幸せなのか」と語った。
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第1~3話の上映後、佐藤さん、曲伊咲役の田村好さん、白丸結役の戸松遥さん、受川太鳳役の山下誠一郎さん、MCを務めるテレビ東京の中原みなみアナウンサーがステージに登場し、拍手で迎えられた。佐藤さんは「年齢層や性別も幅広くたくさんの方にご来場いただきうれしく思っております」と話し、田村さんは「特に最近はオーディション当時のことを思い返すのですが、今この場所に立てていて良かったです。ありがとうございます」とコメントした。
原作の印象について、戸松さんは「私も昼夜逆転しているタイプで夜を持て余すことが多いのですが、夜の時間を充実した時間にできる彼らが羨ましいです」と語り、山下さんは「独特の間が魅力的な作品で、男女が出会って2人だけの秘密を共有するというのは『俺もこういう青春を送りたかったな(笑い)』とワクワクしました」と話した。
自身の演じるキャラクターについて、佐藤さんは「アニメ化する前からコミックスを読ませていただいていて、丸太と僕が似ている部分が多すぎるなと。実家ではきょうみたいな眼鏡をかけているのですが、父に『これお前?』と言われるくらい(笑い)。そのため、演じるというのが難しく『この感情は丸太なのか自分なのか』を緻密に分けていくのが大変でした」とコメント。
田村さんは「(伊咲は)一見して明るい子って片付けられそうだけど、明るいだけじゃなくて、ほかの人にも優しさを分け与えられるような優しい子で。そして、いつものメンバーと一緒にいる時にふと『これって本当に私なのかな?』と、深淵(しんえん)ものぞかせるような女の子ですね」とキャラクターの魅力を語った。
戸松さんは「(結は)喜怒哀楽が表面に出る子ではないのですが、内側に秘めるパッションがある子なので、出しすぎず出さなさすぎずというのがお芝居の加減として難しいですね。クールに見えて一人の時にニコって笑っていたり、すごく優しくて後輩思いで。そういう熱い気持ちを表現できたらな、と」とこだわりを語った。
山下さんは「(太鳳は)いいヤツそうだなというところから始まって、ずっとガンちゃん(丸太)を支えて見守っている頼れる友達というのはありつつ、どう自分と折り合いをつける演技をすれば良いのかと。試行錯誤した結果、自分に近いというよりかは理想の男に近く、自分に無いものを埋め合わせるようにして楽しく演じました」と収録を振り返った。
第1~3話を振り返るコーナーでは、キャストが各シーンの印象、アフレコの裏側を語った。山下さんは、第1話で丸太、太鳳が階段で話すシーンについて「原作のニュアンスとアニメの演出の違いが面白いなと思って、繊細な物語の中でどこまでギャグをやるべきなのか、どこまでそれを受けるのかというのは針の穴に糸を通すかのような難しさがあり印象的なシーンでした」と話した。
田村さんは、第2話で丸太、伊咲が天文部に任命されるシーンについて「この2人が笑い合っているシーンが大好きで、アフレコの際は隣に佐藤さんがいらっしゃって、マイク前で喜びの感情を出せるのがうれしかったですし、緊張とかなく収録できたことに思い入れがあります」とコメント。
戸松さんは、第3話で丸太と伊咲が結からカメラについて教わるシーンについて「目がキラッキラしていて、美しいものやすてきなものを見た時はこういう表情になるんだ、というのが伝わってきます」と語った。
イベントの最後には、キャストから集まったファンに向けてメッセージが送られた。山下さんは「本作は、見る人によっていろいろな感想を抱く作品かと思います。それぞれの心の機微を大切にしていただき、日常の糧に楽しみにしていただければと。個人的に第3話は白丸先輩の飯テロが大好きで、スピンオフで良いので『白丸のグルメ』とかやってほしいですね(笑い)」とコメント。
戸松さんは「白丸さんは天文部のOBとして、丸太や伊咲にカメラを教えたり、サポートに徹していくことも多いのですが、これを機にカメラってこんなに面白いんだと興味を持たれる方もいらっしゃるんじゃないかなと。今後の展開も楽しみにしています」と語った。
田村さんは「初めてのアニメヒロイン、そして先行上映会が開かれるという環境に恵まれているなと思います。まだ第3話なのですが、個人的に第5話まで見てほしいですし、そこまで見たら最後まで見てほしいです。石川県を代表するアニメといえば『君ソム』と言われるような作品だと思っていますし、『七尾港(みなと)まつり』に皆さんにも行っていただきたいです!」と呼びかけた。
佐藤さんは「僕自身の不眠に対する不安だったりは自分だけが持っているのかと思っていたのですが、実はそうではなく、今ここにいらっしゃる皆さんも何かしらの不安を抱えているかもしれません。『インソムニア』のキャラクターたちもすごく葛藤しながら生きていて、どう生きたらいいのかを真正面から捉えさせてくれる素晴らしい作品なので、どうかあたたかい空間になってくれれば役者冥利につきます。ぜひ最後までお付き合いください」とメッセージを送った。
イベントでは、同作のウェブラジオ番組「君は放課後インソムニア ヒミツのラジオ活動」が、インターネットラジオ局「音泉」で4月7日から隔週金曜に配信されることが発表された。佐藤さん、田村さんがパーソナリティーを務める。
「君は放課後インソムニア」は、「富士山さんは思春期」「猫のお寺の知恩さん」などのオジロさんのマンガ。石川県七尾市を舞台に、不眠症に悩む高校生男女の青春を描いている。アニメは、池田ユウキさんが監督を務め、「アルスラーン戦記」「東京リベンジャーズ」などのライデンフィルムが制作する。4月10日深夜からテレビ東京ほかで放送。女優の森七菜さん、俳優の奥平大兼さんがダブル主演を務める実写映画も6月23日に公開される。
中見丸太:佐藤元▽曲伊咲:田村好▽白丸結:戸松遥▽受川太鳳:山下誠一郎▽蟹川モトコ:Lynn▽穴水かなみ:藤原夏海▽野々三奈:諸星すみれ▽倉敷兎子:能登麻美子▽灰田塁:狩野翔
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2024年11月22日 04:00時点
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