柴咲コウ:映画「ミステリと言う勿れ」“広島編”で遺産相続人の一人に ヒロインは原菜乃華 松下洸平も出演

映画版「ミステリと言う勿れ」に出演する柴咲コウさん(写真上列左)ら(C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社
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映画版「ミステリと言う勿れ」に出演する柴咲コウさん(写真上列左)ら(C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社

 女優の柴咲コウさんが俳優の菅田将暉さん主演で、2022年1月期に放送されたフジテレビ系“月9”ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」の映画版に出演することが3月24日、明らかになった。併せて公開日が9月15日になることが発表された。柴咲さんは「以前から原作を読み、楽しませていただいていたので、今回その物語の中に入り込めるのだということにとてもワクワクしました」とコメントしている。

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 映画は、原作でも人気が高いエピソード“広島編”が描かれる。広島を訪れた主人公・久能整(くのう・ととのう、菅田さん)が、代々遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわくつきの名家、狩集(かりあつまり)家の遺産相続問題に巻き込まれる。柴咲さんは、原菜乃華さんが演じる今作のヒロインともいえる狩集汐路(かりあつまり・しおじ)のいとこで相続人の一人、赤峰ゆらを演じる。

 原さんは、相続問題に整を巻き込んでいく張本人となる、狩集家の相続人候補の一人で高校生の汐路を演じるにあたって、「物心ついたときから長かった」ロングヘアを30センチカットしたという。

 また、松下洸平さんが狩集家お付きの弁護士の孫であり、汐路の初恋の相手でもある車坂朝晴役、町田啓太さんが汐路とゆらのいとこで、インテリ臨床検査技師の狩集理紀之助役、萩原利久さんが汐路、ゆら、理紀之助のいとこで、ヤンチャな性格だが根は真面目な波々壁新音(ははかべ・ねお)役で出演する。

 ◇柴咲コウさんのコメント(原文ママ)

 以前から原作を読み楽しませていただいていたので、今回その物語の中に入り込めるのだということにとてもワクワクしました。原作ではクールな印象のゆらさんでしたが、今回の撮影では感情の起伏多めで演出していただきました。原作の雰囲気は守りつつ映画ならではの楽しみ方ができるのではないかと思います。

 クランクインが狩集家遺言状申し伝えのシーンで、ロケ場所の雰囲気とも相まってとても厳粛な空気が漂っていましたが、その後の撮影ではそれぞれの役者さんがとてもフレンドリーでとても安心できました。特に、待ち時間の共演者の方々との深夜のゲームが忘れられません。

 一人一人の役者さんが丁寧に、それぞれの役を見つめ構築していったことにより、物語の緻密さを欠くことなく最後まで1カットずつシーンを重ねられたように思います。

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