人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ(集英社)の荒木飛呂彦さんの原作「岸辺露伴は動かない」を、俳優の高橋一生さん主演で実写化した映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(渡辺一貴監督、5月26日公開)の本予告が3月27日、公開された。ルーヴル美術館に降り立つ岸辺露伴(高橋さん)の姿が映し出されている。
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予告は、若き日の露伴(長尾謙杜さん/なにわ男子)が、謎めいた女性、奈々瀬(木村文乃さん)から「この世で最も黒い絵って知ってる?」と怪しく語りかけられる場面から幕を開ける。
自らの過去にもつながる「この世で最も黒く、邪悪な絵」が引き起こした事件の謎を追い、露伴と担当編集の泉京香(飯豊まりえさん)はフランスのルーヴル美術館を訪れる。露伴と泉は地下倉庫に所蔵されているというその絵の謎に迫るが……。
奈々瀬が残した「決して見てはいけないし、触ってもいけない」といった意味深な言葉から、露伴は事件解決の糸口をたぐり寄せていく。
露伴は「絶対的な黒が映すものとは何なのか」と、特殊能力の“ヘブンズ・ドアー”で決して開けてはならない扉を開き、「やっと見つけたよ」とつぶやく姿も映し出されている。
ルーヴル美術館内の映像も初公開。露伴が数々の貴重な美術品に囲まれながら豪華絢爛(けんらん)な館内を歩く姿や、「モナ・リザ」と対峙(たいじ)する様子なども収められている。
併せて、豪華キャストが勢ぞろいしたムビチケカードが3月31日に発売されることも発表された。前売り特典として、露伴がフランスの街並みにたたずむ姿を写した撮り下ろし写真を使用したオリジナルポストカード(劇場窓口、メイジャー通販限定)、ポスタービジュアルを使用したスマホ用の壁紙(ムビチケオンライン限定)が付いてくる。
「岸辺露伴は動かない」は、「ジョジョ」シリーズのスピンオフにあたり、人を本にしてその記憶や性格などを“読む”能力を持つマンガ家・露伴が、奇怪な事件や不可思議な現象に遭遇するサスペンスホラー。NHKでテレビドラマ化され、2020年から毎年12月に放送されている。
映画は、露伴がルーヴルを舞台に「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追う物語を描き、露伴の“知られざるルーツ”も明かされる。ドラマシリーズから引き続き、露伴を高橋さん、露伴の担当編集者・泉を飯豊さんが演じる。また、脚本をアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズも手掛けた小林靖子さんが担当する。
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