鎌倉殿の13人:三谷幸喜「みんなが同じ方向に向かって進んでいった結果の完成度」 小栗旬と対談 きょう発売写真集で

「NHK2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』THE MAKING」の表紙カット
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「NHK2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』THE MAKING」の表紙カット

 昨年、大きな話題となった小栗旬さん主演のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」の舞台裏を収めた写真集「NHK2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』THE MAKING」(東京ニュース通信社)が4月3日に発売された。脚本の三谷幸喜さんと小栗さんの初対談も実現。三谷さんは、ドラマについて「みんなが同じ方向に向かって進んでいった結果の完成度みたいなものを、僕はすごく感じている」と語っている。

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 三谷さんは「演技もそうだし、衣装もそうだし、メークもそう。全部が統一されている感じがすごくするんですよね」と理由を説明。「その中で脚本家という一つの駒として、自分が関わっていられたことがすごく光栄だなっていう感じがします」と振り返った。

 小栗さんも「この先の人生、どういうことがあるか分からないですけれど、もしかしたら、最初で最後の大河ドラマの主役かもしれない。そういう意味で、本当にこういう作品に携われてよかったなと思っています」と思いを口にしている。

 写真集には、小栗さんが自分のカメラで自ら撮影した珠玉カットの数々を掲載。新垣結衣さん、生田斗真さん、大泉洋さん、小池栄子さん、坂口健太郎さん、菅田将暉さん、瀬戸康史さん、中川大志さん、山本耕史さん、横田栄司さんら豪華キャスト陣と制作スタッフの素顔が写し出されている。

 小栗さんのカメラで共演者が撮った小栗さんの姿も収録。価格は2750円。電子版も4月中旬から配信開始予定。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描いた。

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