ペンディングトレイン:“たいやきおじさん”杉本哲太の怪演ぶりが話題 「ホラー過ぎ」「絶妙な狂気」

杉本哲太さん(C)TBS
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杉本哲太さん(C)TBS

 俳優の山田裕貴さん主演の連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(TBS系、金曜午後10時)の第2話が4月28日、放送され、冴えないサラリーマンだった田中弥一役の杉本哲太さんの怪演ぶりが話題を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 「恋はつづくよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」(共に同局系)などを手がけた脚本家、金子ありささんのオリジナル作品。8時23分、いつもと同じ都心へ向かう電車の一両が、未来の荒廃した世界へタイムスリップ。同じ車両に乗り合わせた見ず知らずの客たちは水も食料も無い極限下をサバイバルし、元の世界へ戻ろうと奮闘する。

 第2話では、大量の飲み物が入ったカートを何者かが持ち去り、極限状態の中で乗客たちは疑心暗鬼に陥る。そんな中、田中は「毎日、毎日、ぼくらは鉄板の~上で焼かれていやになっちゃうよ」と「およげ!たいやきくん」を歌いながら糸をより合わせていた。

 乗客たちが疲れ果てている中、ずっと歌い続けていた田中を見かねて、立花弘子(大西礼芳さん)が注意すると、田中は突如立ち上がり、「できた! やっとこれで歯が抜ける!」と車両を飛び出していく。そして歯を抜いた田中は、茂みの中に隠していた水を持ち出し、乗客たちに「欲しかったら何かくれ」と水がほしければ、何かを自分に渡すよう命じるのだった。

 田中は、直哉(山田さん)によってあっさり制圧され、直哉はそのまま追い出そうとするが、多数決で紗枝(上白石萌歌さん)の1票によって、そのまま車両に残すことが決まる。しかしラストでは、岩場で「どんなにどんなにもがいても、針が喉から取れないよ」と歌う田中が登場。その背後に何者かが現れ、田中は目を見開くのだった。

 SNSでは、「杉本哲太のおよげたい焼きくんがホラー過ぎて」「絶妙な狂気醸し出しててすごい」「たいやきおじさん怖い」と杉本さんの怪演ぶりに戦慄を覚える声が上がっていた。

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