藤子・F・不二雄:SF短編ドラマ「流血鬼」きょう放送 金子大地×堀田真由×加藤清史郎 謎のウイルスが蔓延し、世界は?

藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ「流血鬼」の一場面 (C)NHK
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藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ「流血鬼」の一場面 (C)NHK

 藤子・F・不二雄さんのSF短編マンガが原作のNHKのドラマ「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」シリーズとして、4月30日午後10時50分からBSプレミアムで「流血鬼」の前編と後編が連続放送される。

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 「流血鬼」は、金子大地さん、堀田真由さん、加藤清史郎さんが出演。コロナ禍を彷彿(ほうふつ)させるウイルスのはびこる世界を描く。

 前編では、謎のウイルスが蔓延(まんえん)した世界。ウイルスに侵された人間は吸血鬼と化していた。木の杭で吸血鬼の心臓を突き刺すことが彼らを倒す唯一の方法と信じられ、青年(金子大地さん)は友人(加藤清史郎さん)とともに洞窟に身を潜めながら、吸血鬼たちの息の根を止めようと孤独な闘いを続けていた。ひと月前、吸血鬼伝説で頭がいっぱいの青年に対して、友人の少女(堀田真由さん)は半信半疑だったのだが、ウイルスは急激に広まり……と展開する。

 後編では、猛烈な勢いで吸血鬼ウイルスは世界に広まり、友人の兄も吸血鬼と化し、青年たちを追ってきていた。実家の様子を見に帰った青年は愛犬クロも吸血犬になり、さらには両親(宮崎吐夢さん、片岡礼子さん)たちもウイルスに倒れたことにショックを受ける。吸血鬼たちに追われながらも隠れ家の洞窟にたどり着いた青年を待ち受けていたのはクラスメートの少女だった。彼女も吸血鬼と化してしまっていた……というストーリー。

 「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」は、2023年が藤子さんの生誕90周年にあたることから実現。藤子さんがライフワークとして執筆していた110作品超のシュールで味わい深いSF短編の中から、10作品をセレクト。1話15分で全12話が放送される。

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