日本アニメフィルム文化連盟:アニメ業界の課題解決目指す一般社団法人 植田益朗が代表理事 

一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟のロゴ
1 / 1
一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟のロゴ

 「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」「シティーハンター」などを手がけたアニメプロデューサーの植田益朗さんが代表理事を務める一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)が4月27日、設立された。アニメ業界の人材育成をはじめとした事業を展開することで、アニメ制作現場の待遇改善など業界の課題解決を目指す。

ウナギノボリ

 植田さんが代表理事を務め、アニメーターの北尾勝さん、アニメ演出家のヤマトナオミチさん、声優の咲野俊介さん、甲斐田裕子さんが設立理事を務める。「おジャ魔女どれみ」「ハートキャッチプリキュア!」などの馬越嘉彦さんが、公式キャラクターの望月ほくと、家臣犬の影マルのデザインを担当した。

 人材育成事業の一環として「アニメータースキル検定」を実施するほか、政策提言や業界へのヒアリング、セル画、原画などのアニメアーカイブ事業、アニメ福祉関連事業、アニメの社会的利用事業、イベント事業などを行う。

 公式サイトで入会金・年会費無料の準会員の募集を開始した。クラウドファンディング企画「アニメに未来があることを信じたい。一般社団法人 NAFCA 応援プロジェクト」が専用サイト「うぶごえ」でスタートした。アニメータースキル検定をはじめとした事業を行うための活動費の支援を募る。

アニメ 最新記事