あまちゃん:“ミズタク”松田龍平 虫入り琥珀をゴミ箱にぶん投げる「普通にやべえだろ」「捨て方が容赦ない」

松田龍平さん
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松田龍平さん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第43回が、NHK・BSプレミアムで5月22日に再放送された。松田龍平さんが演じる水口琢磨が、磨いていた琥珀を「虫が入ってる」とゴミ箱に捨てる場面があり、「琥珀に虫が入ってて捨てるミズタク、普通にやべえだろ!」と盛り上がった。

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 同回では、スナック「梨明日」で北三陸の面々が話している中、琥珀を掘っている勉(塩見三省さん)に弟子入りした水口は、店内で潜水士資格の勉強をしているアキ(のんさん)に話しかける。

 「アキちゃんはさ、資格取って、将来どうなりたいわけ?」と水口が尋ねると、アキは「年中海さ潜りてえから資格取るだけだ」とそっけなく答える。

 水口が「まだ17歳だろ? 知らない世界があるわけじゃんか。君自身、無限の可能性を秘めてるわけじゃんか?」とさらにツッコむと、アキは「なんだ? こいつ」と不審がる。

 そこにヒロシ(小池徹平さん)が「彼女のマネジャーです。問い合わせの窓口は僕ですので」と間に入り、水口が「僕はただ、普通に可愛いのにもったいないなと思って」と食い下がると、春子(小泉今日子さん)は「『普通に可愛い』って言われて親が喜ぶと思う? 親は異常に可愛いと思ってるんです」と母心を語った。

 そこで勉から「水口くん、手が止まってる」と注意され、五感を研ぎ澄まして琥珀からいにしえの地球の変遷を感じて、8500万年の歴史をかみ締めながら磨くんだ。酒飲んでくっちゃべりながら磨くもんじゃねえ」といわれると、水口は「すみません」と謝りつつも、急に立ち上がって、スタスタと歩き出し、磨いていた琥珀をゴミ箱に投げ捨てた。

 「なんで捨てた?」とみんなに驚かれた水口は「ちょっと、虫が入っていたんで」とひょうひょうと答え、勉は「じぇっ!」と驚いて慌ててゴミ箱をさらいはじめる。

 ゴミ箱から琥珀を見つけ出した勉は、ルーペで琥珀を透かして見て、「すんげえ、アリだよ、アリ。ほら。40年やってて初めて見た」と驚いていた。

 琥珀は虫が入っていた方が希少価値があることを分かっていない水口の態度に、SNSでは「琥珀に虫が入ってて捨てるミズタク普通にやべえだろ!」「虫入りの琥珀を捨てちゃうなんて考古学をやっている人にはあり得ないぞ」「ミズタク何者? 琥珀のこと詳しくない……よね?」「全然、琥珀愛ないし」と不審がる声や、乱暴な捨て方に「蟻(あり)が入った琥珀のゴミ箱への捨て方が容赦なくて好き」「ミズタク琥珀をゴミ箱にぶん投げるとこ最高」といったコメントが続々と上がった。

 また、再放送だけに先の展開を知っている視聴者からは「ミズタクに発掘能力があることの象徴かな」といったコメントもあった。

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