AIの遺電子:Aile The ShotaがOP EDはGReeeeN テレビアニメ追加キャストに岩中睦樹、高森奈津美

「AIの遺電子」のキービジュアル(C)山田胡瓜(秋田書店)/AIの遺電子製作委員会2023
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「AIの遺電子」のキービジュアル(C)山田胡瓜(秋田書店)/AIの遺電子製作委員会2023

 山田胡瓜さんのSFマンガが原作のテレビアニメ「AIの遺電子」で、シンガー・ソングライターのAile The Shotaさんがオープニングテーマ(OP)「No Frontier」を担当することが分かった。ボーカルグループ「GReeeeN」がエンディングテーマ(ED)「勿忘草」を担当する。

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 追加キャストも発表され、岩中睦樹さんが医療診断AI・ジェイ役、高森奈津美さんがヒューマノイドのカオル役として出演することが分かった。須堂新医院の医師・須堂光が描かれたキービジュアル、PV第2弾も公開された。

 Aile The Shotaさんは「『AIの遺電子』、原作の世界観に引き込まれ、描かれた近未来に触れて思考を重ね、現実世界を見渡して主題歌『No Frontier』を書き下ろしました。“境界線に愛はない”。原作と現実がリンクする場所に愛を歌いました。この作品に出会い、歌えることを心から幸せに思っています」とコメント。

 GReeeeNのメンバーは「たくさんの『ハジメマシテ』を経験して、日々は彩られていきます。そのどれもが忘れたくないほど、貴重で特別なのに忙しい毎日に流されてしまう。そんな忘れたくないことが一つ一つ花となり、それがまた集まり花束となって大切な人に渡せたら。そんな思いと、AIが共存する世界で0と1が積み重ねていくものと、高度な知性を持った人工知能が人類にもたらすのは何なのか……。重ね合わせの量子の世界も始まるこれからの毎日へ、愛を叫んでみました」と話している。

 岩中さんは「AIの声を演じるのは初めてだったので、AIの出てくるさまざまな作品を見て勉強しました。AI技術が進歩してきている昨今だからこそAIと生の人間というテーマを改めて考えさせられる面白い作品になっています。ジェイのせりふから受け取れる印象をなるべく消してしゃべるというところを大事に演じているのでそこも注目していただきたいです。ぜひ放送をお楽しみに!」とコメントを寄せている。

 高森さんは「原作を初めて読んだ時、遠い未来の話のようであり、でもすぐ隣から肩をポンと叩かれたようなそんな身近さを感じる作品でもあるなと思いました。カオルは性別や思考など、簡単にはつかませてくれない雰囲気がありますが、その空気感を表現できていたらうれしいなと思います」と話している。

 「AIの遺電子」は、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で2015~17年に連載されたマンガ。国民の1割がAIを持つヒューマノイドとなった近未来を舞台に、ヒューマノイドを治す新医科の医師がヒトとAIの共存がもたらす新たな病に向き合っていく姿が描かれた。続編「AIの遺電子 RED QUEEN」が2017年から「別冊少年チャンピオン」(同)で連載され、新シリーズ「AIの遺電子 Blue Age」が同誌で連載中。

 アニメは、佐藤雄三さんが監督を務め、マッドハウスが制作する。大塚剛央さんがメインキャラクターで須堂新医院の医師・須堂光、宮本侑芽さんが須堂新医院の看護師でヒューマノイドの樋口リサをそれぞれ演じる。7月7日からMBS・TBSほかの深夜アニメ枠「アニメイズム」で放送される。

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