どうする家康:「鎌倉殿」で工藤茂光好演 山田八蔵役・米本学仁、2年連続大河に「おっきな『アイラヴユー』をまた一つ」

大河ドラマ「どうする家康」第20回で山田八蔵を演じた米本学仁さん (C)NHK
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大河ドラマ「どうする家康」第20回で山田八蔵を演じた米本学仁さん (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)第20回「岡崎クーデター」が5月28日に放送され、俳優の米本学仁さんが山田八蔵役で登場した。 米本さんは昨年の「鎌倉殿の13人」で工藤茂光を好演。2年連続の大河ドラマ出演に「まず率直にうれしかったです!」と明かし、「大河ドラマで演じられること、日本全国、老若男女たくさんの人に届く作品を生きられるのは幸せなことです。そんな大河ドラマの中に必要とされるのが本当にうれしいです! おっきな『アイラヴユー』をまた一つちょうだいしました!」と喜びを語った。

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 「鎌倉殿の13人」に続き、「今回も歩き方を大切にしたいと思い役に向き合いました」と話す米本さんは「日本刀を手に、差しながら歩くこと、その上で迫力を失わないことをどう両立させられるのかは簡単ではありません。迫力は一つの結果ですが、それは同時に想(おも)いや決意の表れでもあるので、山田八蔵の想いを損なわず、どう歩くのか(考証の先生に)ご相談させていただきました。こういう問いに深い考察を経たお答えを受けられること、答えて下さる先生がたがおられるのが大河ドラマのすごさの一つだと思います」と振り返る。

 「どうする家康」第20回では、クーデターを起こそうとする家臣たちと、徳川への忠義との間で揺れる八蔵の姿が描かれた。

 八蔵を演じ、「とことん一人で生きることもありつつ、つくづく一人では生きていないんだと感じられることもたくさんありました」という米本さんは「米本学仁から生まれる汗や重さ、大きさを活(い)かしてくださり、時には台本にない動きが湧いて出て来たのを助監督さんが『こういうことやりたいんじゃない?』と感じ取ってくれたり、監督も『それやってみましょう』と背中を押してくれることがありました」と撮影エピソードを披露。

 さらに「松本潤くん、殿が合間に掛けてくれた『頑張ってね!』にグッと来て勇気をもらいました」といい、「そんな皆さんに米本学仁は活かされて山田八蔵を精いっぱい、いやそれ以上に生きることができました。なんか今、泣けてきます。そんな当たり前ではない愛を届けてくれた『どうする家康』の皆様に感謝です」と語った。

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