Dr.チョコレート:「チョコレート・カンパニー」の本名が明らかに 人気アニメの名ぜりふも話題

「Dr.チョコレート」第7話の場面カット=日本テレビ提供
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「Dr.チョコレート」第7話の場面カット=日本テレビ提供

 俳優の坂口健太郎さん主演の連続ドラマ「Dr.チョコレート」(日本テレビ系、土曜午後10時)第7話が6月3日に放送。アニメ好きの臨床工学技士、ギルベルト(葵わかなさん)の物語が視聴者の胸を打った。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 利き腕を失った元医師“Teacher”・野田哲也(坂口さん)と、天才的な手術技能を持つ10歳の少女「Dr.チョコレート」寺島唯(白山乃愛さん)がタッグを組み、個性あふれる超優秀な医療スペシャリスト集団「チョコレート・カンパニー」と共に、ワケあり患者の命を救う物語。

 皆になじめず孤立を深めるギルベルトは、闇サイトで見た「め組」の思想に関心を抱き、サイトを紹介してくれた人物に会う。ギルベルトの前に現れたその人物は、「め組」の実行犯の沢入(福山翔大さん)だったが、沢入がプリキュアのせりふを知っていたことで心を許し、唯がDr.チョコレートの患者、皆川誠二(片桐仁さん)の会社を社会科見学で訪れることを伝えてしまう。

 それを知った「め組」のトップ“め様”は、沢入たちに会社の爆破を指示。一方、沢入を信用できなかったギルベルトは、沢入の後をつけて計画を知り、Teacherに伝えることで、何とか爆破を阻止。皆川のオペにも駆けつけて命を救うのだった。

 全てが終わった後、ギルベルトはカンパニーの面々に迷惑をかけてしまったことを謝罪。今まで誰にも迷惑をかけずに生きてきたと思っていたギルベルトに、Teacherは「人間は産まれた瞬間から他人に迷惑をかけて生きています。迷惑をかけてもいいじゃないですか。その分誰かの迷惑を許してあげればいい。それが家族や仲間ならなおさらです」と諭す。

 すると唯が「ありがとう、Teacher。ううん、哲也君」と本名で呼びかける。続けて「銀原明日香さんもこれでもう悩んだりしないよね」とギルベルトの本名を挙げてほほ笑みかけたのをきっかけに、メンバーたちが次々と本名で自己紹介し合う展開に。“お笑い”(前田旺志郎さん)は落合瞬、“足湯”(鈴木紗理奈さん)は阿達みずほ、“残高”(小澤征悦さん)は座間味和直、“出川”(古川雄大さん)はデイビッド幸太郎と本名が明かされた。

 最後に本名を明かした“うなぎ”こと宇野静香(斉藤由貴さん)は、「これからは何かあれば私たちも銀原に相談するから、銀原も私たちに相談して」と優しく呼びかけ、「ま、とりあえず“ぼっち”がバンドを組むアニメは見たから、次に何見たらいいかそれ教えて」と尋ねる。すると、銀原は「軽く死ねますね……」と涙を流し、「『宇宙(そら)よりも遠い場所』の白石結月のせりふです! 私今結月の気持ちが痛いほど分かります。だから今皆さんに見てほしいです~~!」と叫んで号泣するのだった。

 SNSでは、「ギルベルトさんに対して一番呆れてたうなぎさんがアニメ履修してくれてるのときめいた」と展開に感動する声が上がったほか、名ぜりふ「軽く死ねますね」が飛び出したことに、「宇宙よりも遠い場所」の略称を挙げながら、「“よりもい”は名作」「“よりもい”もすてきな作品だったなぁ」といった声もあった。

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