元科捜研の主婦
最終話「奇跡の再鑑定…涙の真実」
3月13日(金)放送分
のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」。6月14日にNHK・BSプレミアムで再放送された第63回で、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)主演で1986年に公開された映画「潮騒のメモリー」の内容が、鉄拳さんの描いたアニメーションで紹介された。そこで語られた映画の舞台や設定、ストーリーなどを解説する。
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「潮騒のメモリー」は1986年に製作された青春映画という設定。実力派女優として知られる、鈴鹿ひろ美のデビュー作で、同名の主題歌は60万枚のヒットとなったとされる。
副駅長の吉田(荒川良々さん)や琥珀掘りの勉さん(塩見三省さん)らによると、舞台は宮城県松島町に浮かぶ架空の島、鈴鹿島。
ストーリーは……主人公の貧しい漁村に生まれた少女ひろみは、もっと貧しい村の青年、新助と出会う。
ひろみの母、律子は海女で、夫に先立たれ、女手一つでひろみを育ててきた。そんな律子の夢は由緒正しき本土の名家、合田財閥にひろみを嫁がせることだった。
合田の嫁になれという母に、ひろみは新助のことが好きだといい、きっと新助も同じ気持ちだと訴える。
ある日、熱病にかかった新助をひろみが背負って、本土の病院に連れていこうとするが、船が難破する。
無人島に流れ着いたひろみと新助。そこで飛び越えるのはたき火ではなく、蛇だった。ひろみは、2人の足元にいる蛇を、「新助、私が好きなら、その蛇を飛び越えて来い!」と告げる。
吉田いわく、盛り上がりに欠けると感じた監督が「クライマックスにとってつけたように」、巨大な山火事でごうごうと燃える炎を挟んで、「新助、この火を飛び越えて来い!」とひろみは言い、新助は「無理だあ!」と頭を抱える……と展開する。
「潮騒のメモリー」は、80年代のアイドル映画として、荒唐無稽(こうとうむけい)なストーリーと斬新な演出が話題となり、大ヒットを記録。鈴鹿ひろ美はその年の名だたる映画賞を総なめにし、特にラストシーンの荒れ狂う海と夕日を背に立つひろみの姿は大型新人の誕生を予感させる名場面になった……とナレーションで紹介された。
「あまちゃん」の第63回では、吉田が「ずいぶん前にテレビで放送した」際に録画した「潮騒のメモリー」のビデオを春子(小泉今日子さん)が家で見て涙を流すシーンが描かれた。
その後、勉さんらの説明を聞いたアキ(のんさん)もビデオを見て、「ううーううー」とむせび泣き、夏(宮本信子さん)に「ばっぱ、おら映画女優になりてえ。この人(鈴鹿ひろ美)みてえになりてえ」と宣言していた。
勉さんによると、みんなが勘違いしていた「たき火を飛び越える」シーンは三島由紀夫の「潮騒」。海女と漁師の恋愛を描いた「潮騒」は、実際に1964年に吉永小百合さんと浜田光夫さん、1975年には山口百恵さんと三浦友和さんなどの組み合わせで、過去何度か映画化されている。
「あまちゃん」は、岩手県の架空の田舎町・北三陸市や東京を舞台に、内気で引きこもりがちだった主人公のアキが、海女やアイドルとして活躍しながら成長する姿を描いた。再放送は、BSプレミアムとBS4Kで毎週月~土曜の午前7時15分からデジタルリマスター版を放送。毎週日曜午前9時から1週間分の6話をまとめて放送。
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