オモウマい店:創業102年の老舗料亭 “会長”は和食の伝道師 世界のスターも食べたこだわりの味

6月20日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「おまかせコース」=中京テレビ提供
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6月20日放送の「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」に登場する「おまかせコース」=中京テレビ提供

 想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」(中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時)。6月20日の放送では、栃木県大田原市にある創業102年目の老舗料亭が登場する。

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 厨房で腕を振るう「会長」こと「ミスターシブエ」は、数々の有名店で修行し、1970年代後半には和食の伝道者となるべく渡英。14年ほど現地で料理人として活動し、俳優の故ショーン・コネリーさんや英国のバンド「クイーン」の故フレディ・マーキュリーさん、「ビートルズ」といった世界の著名人に料理を提供した経験を持つという。

 一方、主に接客を担当する女将は、夫である会長からも太鼓判を押される高いコミュニケーション能力の持ち主。寡黙で職人気質な会長に代わり、料理の魅力を説明してくれる。

 料理は、調味料に至るまで「すべて手作り」というこだわりぶり。「幕の内弁当」は、8種の具材が入った煮しめをはじめ、天ぷら4種、鳥もものから揚げ、だし巻き卵、明太子おろしなどが入っている。ごはんは、地元・大田原産のコシヒカリを使い、ガスで炊き上げる。時間も手間もかかるが、持ち帰りは1000円、店内では味噌汁が付いて1200円で食べられる。

 お店の自慢は、季節に合わせた6品の料理が楽しめる「おまかせコース」(5500円)。取材時には、大田原産のA5ランク牛「与一(よいち)和牛」のサーロイン鉄板焼をメインに、刺身、フグのから揚げ、ざるそば、茶碗蒸し、デザート付きで提供。また、与一和牛と那須山のブランド豚のみで作ったあんを小麦粉の皮で包んだ「しあわせおやき」(400円)は、「肉汁がすごい」と評判だ。

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