どうする家康:瀬名にかけられた“呪い”? 注目集める巴の“遺言” 「そなたが命を懸けるべき時が、いずれ必ず来ます」

大河ドラマ「どうする家康」第25回場面カット (C)NHK
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大河ドラマ「どうする家康」第25回場面カット (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)第25回「はるかに遠い夢」が7月2日に放送される。前週第24回「築山へ集え!」(6月25日放送)の終盤、武田勝頼(眞栄田郷敦さん)の裏切りによって、“はかりごと”が明るみになってしまった瀬名(有村架純さん)のその後が描かれる。すべての責めを追うため、自ら「悪女」になることを選ぶ瀬名だが、改めて注目を集めているのが亡き母・巴(真矢ミキさん)の“遺言”だ。巴は瀬名に何を語っていたのか、振り返ってみたいと思う。

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 巴が最期を迎えたのは、第6回「続・瀬名奪還作戦」(2月12日放送)。同回では、本多正信(松山ケンイチさん)の命を受けた服部半蔵(山田孝之さん)ら服部党は上ノ郷城に忍び込むと、鵜殿長照(野間口徹さん)らを人質として捕らえようとするも、目の前で命を絶たれてしまう。半蔵らは、何とか長照の二人の息子を生け捕りにしたことで、元康(松本さん)は、今川氏真(溝端淳平さん)に対して、瀬名(有村架純さん)たちとの交換を申し出るが……。

 しかし、氏真は元康を「薄汚い逆賊」と呼び、取引に応じる姿勢を見せるどころか、人質交換の談判のため単身で今川本陣へとやってきた石川数正(松重豊さん)もろとも、瀬名とその家族の首をはねようとする。

 そこで待ったをかけたのが瀬名の母・巴。巴と夫の関口氏純(渡部篤郎さん)は、自分たち夫婦の命と引き換えに、娘の瀬名と二人の孫を助けてほしいと氏真に訴える。

 両親の決意を、瀬名は「嫌です」と涙を流し、拒否しようとするが、巴は「瀬名、強くおなり。われらおなごはな、大切なものを守るために命を懸けるのです。そなたにも守らなければならぬものがあろう。瀬名、そなたが命を懸けるべき時が、いずれ必ず来ます。それまで強く、もっともっと強く生きるのです」と説得。瀬名も巴の言葉を受け入れるが、ここで愛する両親との今生の別れとなった。

 放送時、SNSでは「呪いのような言葉を残さないでください。巴様」「瀬名が命を懸ける時ってやっぱりあれだよなぁ」「瀬名が命を懸ける時…ううっ、涙出る伏線」「母上の予言めいたものが、この後の瀬名さんを苦しめなければいいけど」といった声が上がっていた巴の遺言。果たして、瀬名は「大切なものを守るため」に、どんな選択をするのか。今夜の放送は見逃せない。

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