7月17日に始まる俳優の成田凌さん主演の連続ドラマ「転職の魔王様」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）。額賀澪さんの同名小説（PHP研究所）が原作の“転職”爽快エンターテインメントで、毒舌な敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣（しんらつ）な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる姿を描く。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　ここでは、山口紗弥加さん演じる広沢絵里香を紹介する。

　◇転職エージェント会社「シェパードキャリア」の頼れる姉御

　絵里香は、転職エージェント会社「シェパードキャリア」のキャリアアドバイザー。かつて働いていた大手の転職エージェントが利益優先の企業体質だったため、求職者に親身になってくれるという評判の「シェパードキャリア」に転職した。めったなことでは動じない、頼りになる姉御。既婚者で、保育園に通う子供がいる。

　◇初回ストーリー

　第1話は……新卒で入社した大手広告代理店をパワハラが原因で辞めた未谷千晴（小芝風花さん）は、ある晩、中年の男がナイフを手に、杖をついた来栖嵐（成田さん）を襲撃する現場に出くわす。来栖が冷静に男を取り押さえたことで事なきを得るが、来栖はなぜか一部始終を目撃していた千晴のことを知っていた。翌日、千晴が叔母の落合洋子（石田ゆり子さん）が社長を務める転職エージェント「シェパードキャリア」を訪ねると、そこに現れたのは来栖。千晴は来栖と面談するが、来栖は心をえぐるような言葉を次々に投げつけてきて、冷淡な口調で千晴を突き放し……。