竹内涼真：死刑囚役に初挑戦　「連続ドラマW　湊かなえ『落日』」で　黒木瞳、久保史緒里ら共演

　俳優の竹内涼真さんが、北川景子さん主演で9月10日からWOWOWプライム・4K・オンデマンドで放送・配信される「連続ドラマW　湊かなえ『落日』」（日曜午後10時）に出演することが明らかになった。竹内さんは、家族を殺した罪で死刑囚となった立石力輝斗（たていし・りきと）を演じる。

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　原作は「贖罪」「Nのために」などで知られる湊かなえさんの同名小説。新進気鋭の映画監督、長谷部香（北川さん）は、新人脚本家の甲斐真尋（吉岡里帆さん）に映画脚本の相談を持ち掛ける。その内容は、15年前、引きこもりの男（竹内さん）が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死亡させた「笹塚町一家殺害事件」がベースだった。事件を調べていくうちに、衝撃の真実が明かされていく。

　竹内さんは「挑戦したことのない役柄だったので、純粋にうれしかったし、好奇心がかき立てられました。脚本がすごく魅力的で、読み終わった時に心の奥底にある何かをがっしりつかまれたような感覚になりました」と振り返った。

　さらに「死刑囚の力輝斗を演じる上でどのような感情を伝えたいのか、そして彼が一番ほしかったものについて、繊細に演じたいと現場に臨みました。（内田監督と）30歳を迎えたタイミングで立石力輝斗を現場で一緒につくり上げる作業は、とても楽しかったです」と振り返った。

　併せて黒木瞳さん、アイドルグループ「乃木坂46」の久保史緒里さんの出演も発表された。黒木さんは、真尋の師で大物脚本家の大畠凜子、久保さんは、力輝斗の妹・立石沙良を演じる。

　また、ポスタービジュアルと特報映像も公開された。ポスタービジュアルは、北川さんと吉岡さんが片手を差し出し真実をつかもうとする様子を表現。特報映像では、香が力輝斗の起こした事件の真相を追う姿が映し出されている。