どうする家康:「本能寺の変」信長“血染めの夜着”の意味 竹千代と出会った頃の“うつけ時代”への回帰?

NHK大河ドラマ「どうする家康」第28回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「どうする家康」第28回の一場面 (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)。7月23日に放送された第28回「本能寺の変」では、副題通り「本能寺の変」と信長(岡田准一さん)の最期が描かれたが、血で真っ赤に染まった信長の夜着にも視聴者の注目が集まった。

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 第28回では、信長が本能寺へ入ったという知らせを受け、家康(松本さん)は堺へ向かう。堺の商人たちと手を結び、家康は信長を討った後の体制も盤石に整えていた。だが、そこにお市(北川景子さん)が現れる。

 市から“あること”を聞かされ、戸惑う家康。信長を討つなら今夜しかない――。家康は、一世一代の決断を迫られる。そして迎えた夜明け、明智光秀(酒向芳さん)が軍勢を率いて本能寺を急襲する。

 信長は自ら刀や槍(やり)を手に明智の軍勢(この時点で相手の正体は分かっていない)を相手に応戦。自身の血と返り血でみるみるうちに、着ていた白い夜着は真っ赤に染まり……。

 やがて信長は、自分に取って代わろうとしたのが光秀であることを知るが、「やれんのかキンカン頭! お前に俺の代わりが!」といつもの調子で恫喝すると、家康との思い出を胸に炎に包まれた本能寺の中へと姿を消し……と展開した。

 視聴者の中には、血で真っ赤に染まった夜着姿の信長と、“竹千代時代”の家康と出会った頃の赤い着物姿の信長を重ねて見る人もいて、SNSでは「信長の最後の血染めの寝巻きは竹千代との出会いの頃に来ていた赤い着物につなげてあるんかね」「白い着物が自分の血で真っ赤に変わっていく。尾張時代の赤い着物を着た、うつけの狼へと帰ることを象徴しているんだと思う」「真っ白な夜着が血で真っ赤に染まり、うつけ者時代と重なっていく描写…好き…」といった感想が多数書き込まれた。

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