田辺誠一:「感動しました」 少年時代に有名マンガ家からもらった「宝物」公開 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した田辺誠一さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した田辺誠一さん=テレビ朝日提供

 俳優の田辺誠一さんが、8月2日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。少年時代に有名マンガ家からもらった宝物について語った。

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 田辺さんは少年時代を振り返り「行動力のある子供だった」と説明。東京都杉並区の自宅そばにあったアニメスタジオを訪れ、見学したり、セル画をもらったりしていたという。

 ある日、道路の向こう側に立ち並ぶ新宿区内のビルに興味を持った田辺さんは「どんな所だろう?」と、2時間ほど歩いて新宿へ。その道中で「藤子スタジオ」を見つけ、訪問することに。田辺さんが「藤子(不二雄)さんのサインをいただきたいんですけど」と頼むと、「(藤子)先生は今『徹子の部屋』に出られているから今日は戻ってこないんだ」と説明されたという。スタジオでこれを聞いた黒柳さんは「えーっ!」と驚きの声を上げた。

 田辺さんは「(自分の)住所書いておうち帰ったら、しばらくしたらサイン色紙がちゃんと(送られてきた)」と明かし、ドラえもんの絵と藤子さんのサインが書かれた色紙の写真を公開。色紙を包んでいた袋も残してあるといい「藤子スタジオって書いてある原稿用紙なんですよ。感動しました。子供にしたら夢のような」と宝物を前に感慨深げだった。

 黒柳さんは「ああいうマンガ家の方たちは子供を大事にするんですね、やっぱりね」と述べ「藤子不二雄さんは、1979年にご出演になっていてですね、田辺さんは当時10歳。だから本当に『徹子の部屋』にその時出てらっしゃったんですね」と話した。

 田辺さんは「もちろん信じてたんですけど、どこか10パーセントくらい、子供を帰すためのあれ(うそ)かな? という頭もあったので……。うれしいです。よかったです、今日それを知ることができて」と笑顔を見せた。

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