どうする家康:ムロツヨシが語る秀吉の“生き様”と“野心” 信長の死後「変わらざるを得なかったといいますか…」

大河ドラマ「どうする家康」で秀吉を演じるムロツヨシさん(左) (C)NHK
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大河ドラマ「どうする家康」で秀吉を演じるムロツヨシさん(左) (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第31回「史上最大の決戦」が8月13日に放送され、秀吉(ムロツヨシさん)と家康(松本さん)が、全面対決へと向かう様子が描かれた。ドラマの公式サイトでは、秀吉役のムロさんのインタビュー動画が公開され、「今作の秀吉の魅力は、野心だと思います」と話している。

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 第31回では、お市(北川景子さん)を死に追いやった秀吉に、家康は激怒、打倒秀吉の意志を固める。だが、勢いに乗る秀吉は、信長の次男・信雄(浜野謙太さん)を安土城から追放。着々と天下人への道を進んでいた。信雄からも助けを求められ、ついに家康は、戦のない安寧の世のため秀吉に勝負を挑むことに……。

 信長(岡田准一さん)の死後、織田家の実権を握り、「新たなる覇者」として君臨しつつある秀吉。ムロさんは「最初は信長様を助け、信長様の信頼を勝ち取ることが、秀吉の“生き様”だったわけですが、それを全うしようとしていた中、信長様が突然いなくなる。それで秀吉は変わらざるを得なかったといいますか……。(信長がいなくなった)現実を受け止めたときに、改めて自分の野心との向き合い方が変わってきたのかなと思います」と語る。

 「“信長様のために何が出来るか”という一途(いちず)な野心から、変化していく。秀吉がどこまで前に出て行くのか……という今後の展開を今撮影しているところです」とも明かした。

 「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作となる。

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