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ひとり暮らし長~い芸人
11月21日(木)放送分
俳優の藤田朋子さんが、8月16日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。2021年に95歳で亡くなった脚本家の橋田壽賀子さんへの思いを語った。
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藤田さんは、橋田さんが脚本を担当した人気ドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)に長年、レギュラー出演。橋田さんとの別れに大きなショックを受け「本当にお元気でいらしたし、まさかこういうふうにいらっしゃらなくなると思わなかったので、とてもびっくりしましたね」と回顧した。
毎年、橋田さんの誕生日会に参加していたという藤田さん。「(橋田)先生の横に行って『先生、写真撮ってもいいですか?』って。『私なんかでいいの?』とかおっしゃるんですけど、主役だから撮りたいのに。いつも優しくて、ちゃめっ気があって。もっとお話がしたかったです」と語った。
また「本当に素晴らしい脚本家さんなので、尊敬の念のほうが先に立ってしまって『私なんかがおしゃべりしちゃいけないんじゃないか』って遠慮してたところがあった。こんなに長い間(脚本を)書いていただいたし、お世話になっていたのに、何でもっと自分から近寄っていかなかったのかなって、ちょっと悔やまれますね」と後悔を口にした。
橋田さんが番組に出演した際のVTRが流れると、藤田さんは涙を浮かべ「渡る世間は鬼ばかり」の長ゼリフについて言及。「『あのセリフ長かったね』と、よく言われるんですけど、こうやってお話していてもいっぱいしゃべっている。それがセリフになっているだけで、無駄に長いわけじゃない」と説明した。
「自分に長ゼリフが来た時は、この人は何か言いたいことがあって、私の役にのせて(橋田)先生が何かを伝えたいんだっていう思いをすごい感じて。張り切って演じていました」と振り返った。
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