転職の魔王様：沢村一樹の次男・野村康太がゲスト出演　石田ゆり子の“恋人”金子ノブアキの元教え子役で

　俳優の沢村一樹さんの次男で俳優の野村康太さんが、成田凌さん主演の連続ドラマ「転職の魔王様」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）の第9話（9月11日放送）にゲスト出演することが明らかになった。また、金子ノブアキさんもゲスト出演する。

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　金子さんは、転職エージェンシー「シェパードキャリア」社長・落合洋子（石田ゆりこさん）の恋人で元小学校教諭の五十嵐君雄を演じる。野村さんは、五十嵐の元教え子・藤川孝介を演じる。

　第9話では、洋子がシェパードキャリアを設立するに至った経緯が明かされる。君雄はある日突然、引きこもりとなり自宅から出られなくなった。洋子は、五十嵐の社会復帰を支援するため、一人一人に寄り添った転職エージェンシーを立ち上げる。真面目で熱心だった君雄はなぜ引きこもるようになったのか。君雄の過去に何があったのか、教え子の孝介はどう絡んでくるのか……というストーリー。

　野村さんは「とても緊張しました！　長せりふを一人であんなに話すのも初めてでしたし、スタジオ撮影も初めてだったので不安な気持ちと楽しみな気持ちを、どちらも持ちながら撮影に挑みました」とコメント。

　第9話について「いろいろな方が勇気づけられたり、自分の周りにいる方々への感謝の気持ちを、改めて大切にしようと思えるお話だと思います。また、自分の過去にしたことが間違いだったと思い込んでいても、実は誰かのためになっていたり、過去の過ちを全て背負う必要はないんだなと、とても前向きな気持ちになれると思います！」と語った。

　金子さんは、演じる君雄役について「ほんの少しのボタンのかけ違いが彼の状況を生んでしまったのだと思います。社会との距離が広がるにつれて優しさがあだとなってしまった。演じる上でもその優しさや線の細さを失わないように意識しました」とコメントした。

　ドラマは額賀澪さんの同名小説（PHP研究所）が原作。毒舌な敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐（成田さん）が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣（しんらつ）な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる姿を描く。