VIVANT:「復讐して…」 明美の“最期の言葉”に考察広がる 「ベキが記憶を改変」の見方も

連続ドラマ「VIVANT」第9話の一場面(C)TBS
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連続ドラマ「VIVANT」第9話の一場面(C)TBS

 堺雅人さんが主演を務める日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(TBS系、日曜午後9時)の第9話が9月10日に放送され、乃木憂助(堺さん)の母・明美(高梨臨さん)が死の間際に放ったひと言が、視聴者の話題を集めた。

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 同話では、後のノゴーン・ベキとなる乃木卓(林遣都さん)の過去が描かれた。卓は、警察官になった後、明美と結婚。そして、公安の任務で、表向きは農業使節団として、裏では諜報員としてバルカに行くことになった。

 明美は危険を伴う任務と承知の上で、卓と共にバルカへ。現地の子供たちに日本語を教え、公私ともに順風満帆な中、憂助を出産した。

 しかし、バルカではイスラム武装組織の動きが活発化する。バルカからの脱出を図るため、卓たちは公安に助けを依頼するが、指揮官の指示でヘリコプターが迂回(うかい)。公安に見捨てられた憂助一家は武装組織に連れ去られ、卓と明美は捕らえられてしまった。

 牢屋(ろうや)に閉じ込められた明美は「あなたを裏切って離れるわけないでしょ」と、卓がスパイであることをもらさなかった。だが、体は段々と弱り「必ず……どこかで生きてる。私たちを待ってる。お願い、憂助を捜して」と卓に託す。

 そして「私たちをこんな目に遭わせたやつを、私は絶対に許さない。復讐(ふくしゅう)して。復讐して……」と告げ、息を引き取った。

 SNSでは「奥さんの最期の言葉が『復讐して』なのにベキが日本を狙ってないわけないよな」「明美が言ってた復讐は、公安ではなく武装勢力の事ではないかな」「明美さんは『復讐して』なんてほんとは言ってないと思う。ベキがそう思いたくて記憶を改変しているんじゃないかな」といった考察が上がっている。

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